東京ヴェルディ 1-1 京都サンガ
◇日時:2011年8月6日(土)18.04キックオフ
◇会場:調布市東京スタジアム “味スタ”(曇 29.4℃ 73%/3007人)
◇主審:岡部拓人
26分【東V】阿部拓馬
66分【京都】安藤淳(ヘッド←CK:内藤)
■東京ヴェルディ(4-2-2-2)
GK26:柴崎貴広
DF2:福田健介
DF20:深津康太
DF23:高橋祥平
DF22:和田拓也
MF5:佐伯直哉
MF21:小林祐希
MF7:河野広貴(85分-DF18:森勇介)
MF16:飯尾一慶(69分-MF10:菊岡拓朗)
FW11:マラニョン(60分-FW25:平本一樹)
FW19:阿部拓馬
■京都サンガF.C.(3-1-3-3)
GK1:水谷雄一
DF2:酒井隆介
DF4:秋本倫孝
DF3:森下俊
MF7:チョン・ウヨン(27分-MF19:内藤洋平)(90分-MF23:中村充孝)
MF22:駒井善成
MF15:中山博貴
MF8:安藤淳
FW25:伊藤優汰
FW31:久保裕也
FW13:宮吉拓実(62分-FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール)
▼真夏の夜の、冴えないゲーム
お盆前の忙しさで肉体労働に励んで、味スタ行けず。
味スタアウェイ行けなかったのは何年ぶりだろう?
まぁ、いいや。
テレビ観戦の感想です。
シブい内容でした。
ひとことでいえば、東Vにサイドの裏のスペースを徹底的に突かれた試合。
失点もそのパターンから。
サイドで基点を作られ、ワンフェイクでディフェンスが振り切られて、ゴールを許した。
ここのところ、京都を相手にしたチームは「3バックの横を突く」ことを重点として戦っている。
フォワードがサイドに流れる、あるいはサイドバックがオーバーラップをかけてくる。
それに対して、京都の守り方が曖昧だ。
3バックの左右がオーバーラップした際に、どうスペースを埋めるか。
中盤のワイドの選手が中に入り込みすぎているので、えてして両ウイングが最終ラインまで戻ってくる。
守備力はそんなにないからあっさりとカワされる(宮吉が尻餅をついたシーンが象徴的だ)。
解決策としては、2つぐらいが考えられる。
まず、中盤のワイドにもう少し守備力が高い選手を入れること。
たとえば、駒井→弘堅とかね。
もちろん、これは攻撃力の低下との兼ね合いとなるが。
もうひとつは、4バックへのチェンジ。
今の3-4-3はアンカーが最終ライン入ることが多く、変則4バックに近いが、これを「進化」させる。
4-3-3にして、もうひとり最終ラインに人を増やす。
でもって、アンカーには、サイドのスペースを埋めることにもっと参加させる。
今の3-4-3ってのは、元チリ代表監督である「戦術の奇人」ビエルサさんのやり方から、大木コーチがインスパイアされて導入しているものらしい。
ただ、ことしからスペインリーグで指揮を執るビエルサさんは、
「クラブチームと代表チームでは、やり方が違う。3バックではなく4バックを使用する」
と言っている。
その真意はわからないけど、リーガ開幕とともに大木さんもやり方を変えてこないかなぁ、と夢想しておこう。