京都サンガ 2-0 大分トリニータ
◇日時:2011年6月12日(日) 13.05キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(雨 24.6℃ 65%/7045人)
◇主審:廣瀬格
7分【京都】久保裕也
45分【京都】久保裕也
■京都サンガF.C.(3-3-1-3)
GK1:水谷雄一
DF2:酒井隆介
DF6:染谷悠太
DF3:森下俊
MF18:加藤弘堅(84分-MF22:駒井善成)
MF4:秋本倫孝
MF19:内藤洋平(70分-MF11:鈴木慎吾)
MF23:中村充孝
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(90+1分-警告*2=退場)
FW31:久保裕也(88分-FW28:キム・ソンヨン)
FW15:中山博貴
■大分トリニータ(4-2-2-2)
GK1:清水圭介
DF2:藤川祐司
DF26:池田達哉
DF25:阪田章裕
DF36:安川有
MF6:土岐田洸平
MF32:宮沢正史(82分-MF33:幸野志有人)
MF8:西弘則 “ニッシ”(68分-MF34:長谷川博一)
MF11:チェ・ジョンハン
FW19:前田俊介(46分-FW20:森島康仁 “デカモリシ”)
FW18:イ・ドンミョン
▼号外級の快勝
あまりの惨状。
いてもたってもいられず、西京極に参上。
と韻を踏みつつ新幹線で現地に向かったんですが、いやぁ勝ってよかった(w
のぞみに乗って、雨に降られて、これで負けたら最悪の一日だった。
総選挙の結果とは違い、さっしー(大分)にゆいはん(京都)が勝った。
…と、付け焼き刃な知識を披露しておきますか。
京都勝利にも号外を出して欲しいぜ。
▼ヂエゴ抜きが功奏!?
ということで、ビデオを見返す前に、現地観戦での印象をまとめておきますわぁ(←はんなり京ことば)。
勝因は、次の3つぐらいが挙げられるんちゃいまっしゃろか。
(1)大分の動きが重かった
(2)京都の前線からのディフェンスが効いていた
(3)大分ディフェンス裏へのロングボールがうまくハマった
(1)については、なんだったんだろう。
湿気のせいか、全体的に運動量が少なかった。
先制点も、大分中盤のミスがきっかけだった。
そのほか、ディフェンスラインの致命的なミスもいくつかあったし。
(2)については、ヂエゴが負傷(?)でベンチ外だったことがプラスに働いたように思う。
ヂエゴがいるとフリーダムなポジション取りのせいで、ピッチ内の選手配置が「いびつ」になりがちだったが、きょうはそうではなかった。
3トップがいて、高めの位置に充孝、3ボランチと3ディフェンダー。
お互いがいい距離感を保ち、前からバランスよく相手ボールホルダーをチェイスできていたように見えた。
ドゥトラ、博貴が最終ラインまで下がって守備していたことも、褒めたいと思う。
まぁ、後半はプレスが緩んでけっこう危なかったけど…。
(3)については、2点とも長いフィードがきっかけだったことでも明らか。
「ゴリゴリパス交換」に終始していた今までとは違って、裏へ膨らむ動きをした久保にいいフィードが入っていた。
今まではゴールに向かうまでが押して引いて押して…みたいに時間かかっていたのに、きょうの2ゴールは
「あれ? もう入っちゃった?」
という感じ。
早漏も、サッカーではいいこと!
そして、久保の決定力は、もうね、17歳とは思えなかった。
俺も「17歳教」に入信するか…。
▼次戦以降の戦い方に注目
きょう勝てたことで、大木さんは次戦以降どういう布陣にするか?が気になるところだな。
最終ライン+アンカーは、無失点ということもあって、このままだろう。
攻撃陣では、まずヂエゴが負傷から戻ったら使うのか、外すのか?
ドゥトラが出場停止の代わりに誰を使うか?
博貴と充孝でボールの収めどころができているだけに、ドリブラーとなると伊藤かな。
そうなると、10代+生え抜きの3トップという「胸熱」なことになるが…。
あ、最後にヂエゴですが、アライールとともにメインスタンドで家族で観戦していた模様です。