ガイナーレ鳥取 2-1 京都サンガ
◇日時:2011年6月5日(日)13.03キックオフ
◇会場:鳥取県とりぎんバードスタジアム(曇 23.1℃ 68%)
◇主審:福島孝一郎 “ブラマヨ小杉”
44分【鳥取】実信憲明
81分【鳥取】小井手翔太
90+1分【京都】久保裕也(ヘッド←右:内藤)
■ガイナーレ鳥取(4-1-2-3)
GK48:小針清允
DF2:尾崎瑛一郎
DF32:喜多靖
DF4:戸川健太
DF25:奥山泰裕
MF6:服部年宏
MF7:小井手翔太
MF14:吉野智行
FW10:実信憲明
FW11:阿部祐大朗
FW13:美尾敦
■京都サンガF.C.(3-3-1-3)
GK1:水谷雄一
DF32:内野貴志
DF3:森下俊
DF6:染谷悠太
MF19:内藤洋平
MF8:安藤淳
MF7:チョン・ウヨン
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール
FW31:久保裕也
FW15:中山博貴
▼フラストレーションがエスカレーション
「お客さんがもう一度見に来たくなるような、エンターテイメントサッカー」
が目標だけど、きょうもまた
「お客さんが二度と見に来たくなくなるような、フラストレーションサッカー」。
守備でも攻撃でもミスが続いた最悪なゲームだった。
これだったら、近所でやってるF東-愛媛戦を見に行けばよかったぜ。
で、2失点は単純なミスから。
弘堅のクリアを奪われてミドル、染谷がボールを奪われてループ。
しかし、それ以上に決定機を作らせすぎだった。
攻めては、センターサークル付近でもうパス出しに困るレベル。
縦のパスを入れても、パスの質が悪いし、受け手のほうも後ろからディフェンダーに付かれるだけでボールロストしてしまう。
鳥取の選手が、泥臭く身体を張りながら、キープしていたのと正反対。
ということで、2-1という結果以上に、内容に差があったゲームだった。
なんだかなー、と思うしかないっす。
▼悪手を打つ棋士のように
両者のサッカーに差が生まれたのは、やっぱり今やってるサッカーが「手詰まり」になってるから。
攻撃では、足もとのパス交換の途中、手詰まりになって、最後はミスをして相手に「よくないカタチで」ボールを奪われてしまう。
守備では、相手の攻め上がりにたいしてマークが付ききれず、2次攻撃、3次攻撃を喰らってしまう。
つまりは、今の「3-4-3 ビエルサ・サッカー」がまったく機能せず、「負けるためのシステム」になってしまっていること。
選手の配置、布陣、攻撃の方法、守備システム…。
すべてにおいて、いまJ2でも下位レベルのサッカーをしていることは間違いない。
本当なら「今の選手たちに合った方法」を模索すべきなんだろうけど、大木さんは「理想のサッカーを追求していく」ことにこだわっている。
将棋の大山名人の名言に
「いい手を指そうとするより、悪い手を指さないように自戒する」
というのがあるんですけど、そういう意味で大木さんは「いい手を指す」ことばかり考えすぎて、「結果、悪い手を指しちゃってる」感じもするなぁ。
あ、最後に伊藤優汰くんはよかった。
左利きで、コーナーキックの精度もナイス。
何より、それまで左ウイングに入っていた中山博貴が責任逃れのプレーに終始していたのと比べると、意欲があふれていた。
継続的に使ってほしいなぁ。
まったく同感です。テレビ観戦でしたが、前半からフラストレーションがたまるだけの展開でした。伊藤君はスタメンで使って欲しいですね。あと、言ってもしょうがないですが、大宮で出番のないダイゴウは帰ってきてくれないですかね~。我慢して未来が明るいなら我慢でじるんやけど、どうなんですかね??
フラストレーション…ですよね、あの内容だと。
DAIGOさんはどうなんでしょう。
途中出場はしているし、本人も半年ぐらいで帰ってきたくはないはず。
いずれ戻ってきてほしい選手ではありますけど、今はその時期じゃないのかも…。
若い選手は、テクがあるのがいいですよね。
ぶっちゃけ選手層も薄いですから、積極的に使って、経験を積んでほしいです。