オランダ 0-1 日本
◇Match 25 – Group E – 19 June
53分【オランダ】ヴェスレイ・ベンヤミン・スナイデル
川島にはこれがあるんだよなー、って試合でした!
0-0臭が漂っていたのに、ミドル一発で敗れた日本。
スカパー!で、オシムさんは以下のように語ってました。
ちなみに、司会の倉敷さんは松井を褒めてました、インテリジェンスのあるプレイをしていたと。
2人とも、中村俊輔については…歯牙にもかけなかった(苦笑)。
イヴィチャ・オシム氏
「きょうのオランダは、本来のオランダではなかった。
日本はそのことを早い時間に理解して、戦い方を考えるべきだった。
相手をリスペクしすぎて、守りに重心を置きすぎてしまったことが、きょうの敗因だ。
確かに、前半は規律をもって守れていたがね…。
後半開始からボールを失いはじめバランスが崩れてしまった。
それに、攻撃では相手を脅かすようなプレイができていなかったのも指摘しておきたい。
きょうの日本代表には、サッカーが団体競技であることを忘れている選手がいた。
本田と大久保だ。
本田は大柄なオランダのディフェンダーにたいしてレスリングを仕掛けていた。
日本には相撲という競技があるとは知っていますが、サッカーは団体競技。
きょうのキープ時間の長さは、意味がなかった。
大久保はゴールが欲しいあまりに、フリーの選手がいるのに無理にシュートを撃っていた。
わたしには、もっと他の選手をうまく使ったほうがいいように思えたがね。
やはり、早い時間で本田をスピードがあるFWに交代すべきだったろう。
だいたい、オランダのセンターバックはスピードに弱いのだから、その弱点をつかないなんて…。
しかし、まだワールドカップは終わっていない。
次のデンマーク戦に勝てばいいわけだ。
デンマークは、オランダよりも高くて強い選手が揃っている。
レスリングをやったら日本は敵うわけはない。
フィジカルコンタクトを避けながら、タッチ数を少なく、速くボールを回すこと。
ボールを走らせて、そして自分たちが相手よりも多く走って、そして相手のミスを待つ。
それが私が考える、デンマーク戦のレシピだ」