ホンジュラス 0-1 チリ
◇Match 15 – Group H – 16 June
34分【チリ】ジャン・アンドレ・エマニュエル・ボーセジュール・コリクエオ
大会前から密かに期待していたチリ。
その期待値を上回るほどの、アグレッシブなサッカーを見せてくれた。
今回大会はとにかく、「戦術のフラット化」とでもいいましょうか、全チームが守備意識が高く、相手にボールを奪われたらまずリトリートする戦いをしていた。
となると、いくら実力が上回っていたとしても、なかなか相手を崩せない。
そんななかで、以下に相手の守備網をぶち破るか?
きょうのチリが見せてくれたのは、前線にテクニックがある選手を並べてそこでボールをキープしつつ、2列目3列目がドシドシとオーバーラップしてくるという戦い方だ。
ドイツも同様の攻めを志向していたのだけど、チリはよりスピードがあって、オーバーラップする選手がみな全力でボールホルダーを追い抜いていくのだ。
戦術オタクとして有名な、チリのビエルサ・コーチ。
一部報道では、日本代表の次期監督候補に入ってるとか入ってないとか言われてますけど、彼が日本を率いたらいったいどんな戦いになるのだろう?
少なくとも、岡田コーチとは真逆の方向性なんだろうな。