【J1第3節】京都サンガ 2-1 ベガルタ仙台

京都サンガ 2-1 ベガルタ仙台
◇日時:2010年3月20日(土)13.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 25.0℃ 41%/8177人)
◇主審:吉田寿光
6分【京都】角田誠(ヘッド←渡邉)(京都J1 200ゴール)
36分【仙台】中原貴之(ヘッド←FK:リャン)
53分【京都】ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ(右足)

■京都サンガF.C.(4-1-4-1)
GK21:水谷雄一(J1出場第100戦)
DF24:増嶋竜也
DF5:クァク・テフィ
DF4:水本裕貴
DF19:森下俊
MF3:ウィリアム・チエゴ・ヂ・ジェズス
MF22:渡邉大剛(54分-FW28:キム・ソンヨン)(94分-MF7:片岡洋介)
MF26:角田誠
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
MF15:中山博貴
FW13:柳沢敦(71分-MF16:安藤淳)

■ベガルタ仙台(4-2-2-2)
GK16:林卓人
DF25:菅井直樹(43分-MF8:永井篤志)
DF6:エリゼウ・フェレイラ・マルシアーノ
DF3:渡辺広大
DF27:パク・ヂュソン
MF17:富田晋伍(77分-MF15:太田吉彰)
MF23:田村直也
MF11:関口訓充
MF10:リャン・ヨンギ
FW9:中原貴之
FW13:中島裕希(62分-MF20:エウヂス・フェルナンド・ダマショ “フェルナンヂーニョ”)

加藤久コーチ(京都)
「鹿島戦で追いついて、チームに我慢・粘りが出てきました。
いちばん警戒していたセットプレイであっさり失点してしまったのは不満ですけど、そのほかの時間ではしっかり粘って戦えていたと思います。
角田、大剛はことし初めてスタメンで使いましたが、長くチームにいる選手なので心配はありませんでした。
大剛は昨年アキレス腱を断裂したので、今のコンディションでは90分は厳しい。
先に使うか、後で入れてかき回すか…きょうは先に使ってうまくいきました。
きょうのゴールは練習を見てるようなすばらしいゴールでした」

手倉森誠コーチ(仙台)
「ゲームの入り方、早い時間で失点してしまったことが敗因。
リードされて守りに入った相手を崩せなかった。
運動量、みんなでボールを動かすということは表現できたが、J1というのは一瞬の隙も許されないことがよくわかったと思う。
お互いカウンターを志向するチームだが、我々のほうがうまくできたと思う。
今季は90分、スピード、持久力をテーマにやってきたが、それはできている。
連敗が少ない、負けから学べるチームなので、この敗戦を糧にJ1の戦いを続けていきたい」

角田誠選手(京都)
「はじめから点を取りにいこうと選手同士で話していて、大剛からいいボールが来ました。
初スタメン?
正直やってやろうと思ってましたし、勝とうと思ってました。
西京極で勝ち点3取れたのはよかったし、最後ちゃんと守り切れた。
流れに乗るために、これから連勝していきたい」

非実在FW
途中から入ったソンヨンくんが、また代えられる始末。
確かに、前線で身体を張れず、かといって俊敏性もないから、完全に「消えてた」からしようがないか。
まさに非実在。
というわけで仙台に押されていたゲームでしたが、したたかに、粘り強く、勝ち点3ポインツゲットです。

仙台の攻撃には見応えがありました。
2トップが絶妙のスピードでサイドの裏へと走り出して、そのスペースへ早いパスが入る。
そこからのクロスを待って、もうひとりのフォワードと中盤の選手がボックス内に侵入していく。
シンプル、かつ、効率的。

一方、京都の攻撃も開幕戦から比べるとだいぶスムーズになってきたと思います。
MFとサイドバックが連携し、ワンタッチのパス交換でサイドを攻め上がる。
先制点も、同サイドのパス交換だけで右サイドを攻略し、大剛がうまいタイミングでクロス。
攻め上がってフリーになってた角田が高くて強いヘッド。
ちょっと田原っぽかった!?
久しぶりに見たなーっていう、お手本通りの得点でした。
やっぱ、大剛が入るとこういう攻撃ができるようになる、大きいですねぇ。
勝ち越し点も、大剛の早めに挙げたふんわりしたクロスが相手ディフェンスの裏に流れて生まれたもの。

そんな中、気になったのが2点ほど。
中盤でヂエゴにパスが入ったときに、やや無茶なワンツーをしかけて、ボールを奪われるのが多かったこと。
もうひとつは、攻撃から守備に変わるときの帰陣がやや遅いこと。
例を挙げると終了間際。
コーナーフラッグで「時間稼ぎ」。
仙台にボールを取られて、京都陣内にボールが移ったら…。
あれ、人数薄いぃぃぃぃぃぃ!
こんなときに攻撃に人をかけるなよ、とさまぁ〜ず三村なみに突っ込みましたわ。

以上、テレビ生観戦の感想でした。
次戦はちょっと磐田まで、今季初観戦に行ってきます。

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