【J1第1節】ヴィッセル神戸 2-0 京都サンガ

ヴィッセル神戸 2-0 京都サンガ
◇日時:2009年3月7日(日)14時00分キックオフ
◇会場:神戸市御崎公園球技場 “ウイングスタジアム”(屋内/12.2℃/1万9506人)
◇主審:扇谷健司
43分【神戸】アヂウソン・フェレイラ・ヂ・ソウザ “ポポ”
51分【神戸】アヂウソン・フェレイラ・ヂ・ソウザ “ポポ”

■ヴィッセル神戸(4-2-2-2)
GK1:榎本達也
DF25:石櫃洋祐
DF2:小林久晃
DF4:北本久仁衛
DF5:河本裕之
MF6:エジミウソン
MF8:松岡亮輔
MF7:パク・カンジョ(93分-MF24:三原雅俊)
MF17:吉田孝行
FW11:アヂウソン・フェレイラ・ヂ・ソウザ “ポポ”(63分-FW13:大久保嘉人)
FW21:茂木弘人

■京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK21:水谷雄一
DF24:増嶋竜也
DF5:クァク・テフィ
DF4:水本裕貴
DF17:中村太亮
MF3:ウィリアム・チエゴ・ヂ・ジェズス
MF7:片岡洋介(63分-FW22:渡邉大剛)
MF15:中山博貴(45分-FW28:キム・ソンヨン)
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
MF11:鈴木慎吾(79分-FW2:西野泰正)
FW13:柳沢敦

加藤久コーチ(京都)
「点を取られた場面はエアポケットに入ったような感じだったというか。
90分通してみれば、内容は悪くなかったと思います。
新加入の選手を中心にちょっと気負っていたかなと。
もうちょっと落ち着いてゲーム運びができたらよかったんですが。
キャンプからサイドアタックを強化しようとトレーニングをしてきたわけですが、きょうにかんしてはある程度はできていたと思います。
中盤の2人は中に入ってサイドバックを引き出して、空いたスペースを中村太亮、増嶋に攻め上がらせようと考えていました。
ただ最後、神戸の方にうまく守られてしまった。

ヂエゴのポジション?
試合前には相手のボランチの裏側でボールを受けるようにとは言っていたのですが、気持ちが入ってくると自分でなんとかしようとして下がってきてしまう。
そのときにチームとしてアタック自体が遅くなってしまう。
しかし彼自身、ボール触って散らしてまた受けて、というのがよさだと思いますから。
くり返しますが、彼もやってやろうという気持ちが強すぎた。
しかし、全体としては腰を引けた戦いではけっしてなかったので、ポジティブに捉えたいと思います」

三浦俊也コーチ(神戸)
「守備のところで、松岡とエヂミウソンがアグレッシブにやってくれた。
大久保はまさか出られるとは思っていなかったが、短い時間なら大丈夫かなと思って使った。
京都は高さがある中で、セットプレイが怖かった」

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2008年につづいて、Qさんの開幕謎スタメン炸裂。
大剛が入ってから右サイドをえぐるシーンを作れていただけに、最初から使っておけば、と残念至極です。
おわり。

…って、3行で終わっちゃったよ!
はーぁ、やっぱ去年同様、攻撃の形が作れませんでしたね。

唯一の見所は、前半の30分過ぎから先制されるまで。
深い位置から裏に抜けた柳沢への浮き球のパスが2本ほどつながった。
あの時間帯以外は、ほとんど相手を崩せずじまいでした。

いちばん気になったのが、中盤のビルドアップで時間がかかってたこと。
まぁ、チエゴと片岡のドイスボランチでは、パス出しにあまり期待ができないことがわかった。
おかげで、ヂエゴがアンカーの位置まで下がってくるという…。
どこかでよく見たような光景が…。

たぶん今季目指そうとしてるのは、早くボールを奪って素早くサイド攻撃を仕掛ける——。
そんなサッカーだと思うんですが、神戸のほうがその狙いをピッチ上で体現できていた。
奪ったら、ワイドに張ったポポにボールが渡る。
そこから吉田、カンジョがディフェンス裏に走って、シュート。
きょうの神戸のようなサッカーが京都もやりたいんじゃないかなーと。
そういう意味では、いいレッスンになったというか。

次戦の相手は鹿島だけに、きょうよりもボール保持率で絶対劣るはず。
そうした状況で、ショートカウンターで手数少なくゴールまで行く。
そのためには、きょうとはスタメンの選手も変わってくると思うし…。
しかし、やっぱQさんサッカーではヂエゴの「使いこなし」は難しい。
鹿島相手に守備から入るとなると、ベンチスタートも考えた方がいいかもしれないです。

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