【J1第32節】京都サンガ 0-1 鹿島アントラーズ

京都サンガ 0-1 鹿島アントラーズ
◇日時:2009年11月21日(土)14.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万4043人/晴 13.1℃ 58%)
◇主審:扇谷健司
36分【鹿島】野沢拓也

■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK21:水谷雄一
DF24:増嶋竜也(82分-FW28:キム・ソンヨン)
DF4:水本裕貴
DF19:森下俊
DF14:イ・ジョンス
MF16:安藤淳(89分-MF17:中村太亮)
MF7:佐藤勇人
MF11:林丈統
MF26:角田誠
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW13:柳沢敦

■鹿島アントラーズ(4-2-2-2)
GK21:曽ヶ端準
DF2:内田篤人
DF4:大岩剛
DF19:伊野波雅彦
DF7:新井場徹
MF6:中田浩二
MF40:小笠原満男
MF8:野沢拓也
MF10:本山雅志(75分-MF11:ダニロ・ガブリエウ・ヂ・アンドラーヂ)
FW13:興梠慎三(89分-MF15:青木剛)
FW9:田代有三(84分-FW17:佐々木竜太)


     ∧_∧
     ( ゚ω゚ ) 采配は任せろー
 バリバリC□l丶l丶
     /  (   ) やめて!
     (ノ ̄と、 i
        しーJ

ひたひたと、柏
これで7戦勝ちなし。
シーズン終盤に至って、完全に馬脚を現してしまった――そんな感想を覚えた一戦でした。
試合後、鹿島のオリヴェイラ・コーチも
「曽ヶ端が脅かされたシーンはなかった」
と言っているとおり、鹿島のチェック&チェイスに押され、有効なアタックができませんでした。
完敗。

思えば、シーズン開始から「組織的なパス回し」はほとんどできてなかったわけで。
セットプレー、ヂエゴの個人技。
この2つぐらいしか、ゴールに至る「臭い」を感じないまま、なんとなく勝てたりしていたのでした。
それが、突然「逆風」にさらされてしまって、まったく勝てなくなってしまった…というのが、今の状況じゃないでしょうか。

鹿島の縦に早いフットボールに対して、京都の選手は連動性が皆無。
パスの出し手と受け手の呼吸がまぁ合わない合わない。
1年間トレーニングをしてきて、なんでこんなにミスばかりしてるのかと思っちゃいますわー。
そして、テクがないなら運動量でカバーしたいところですが、たいていの相手に走り負けている始末。

交代無策
きょうのゲームに関しては、選手交代の遅さも気になりました。
後半途中から、相手左サイドが空くようになり、まっすぅが頻繁にオーバーラップ。
しかし、クロスはあさって、ア~ンド、中で競るのが柳沢のみ。

攻撃の糸口としては右サイドからのハイクロスぐらいしか可能性がなかったのだから、早めにキムくん入れるとか、サイドバック代えるとかできなかったのか!
…あ、サイドバックがベンチに西野しかいなかったのか。

GMとしての手腕にも疑問が
そうなんですよ。
ガンバ戦で中谷が負傷し、いよいよ「本職のサイドバック」がいなくなってしまいました。
昨シーズン、平島(シーズン途中でセレッソへ)、大久保(戦力外)を放出し、センターバックばっかりになってしまった。
同時に中堅選手を大量放出し、ベンチメンバーは入団1、2年の選手が大多数を占める。
そんないびつなチーム編成!
ま、ダイゴと中谷がダブルでケガするとは想定できなかったとはいえ、もう少しバックアップメンバーのバランスが取れていれば…と思ってしまいます。

そういう意味で、Qさんにはコーチに専念してもらうか、編成に専念してもらうか、あるいは育成などチーム全般の戦略を構築してもらうか。
いずれにせよ、なんらかの権力委譲をしてもらわないと、いくら移籍市場で頑張ってもまた降格争いに巻き込まれるんじゃないか、と疑心暗鬼になってしまいます。

つか、次節終了後で契約未更新選手の発表か…。
ほんと、1年は早いな。
田原が充実した1年を過ごせているのに(涙そうそう)。

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