京都サンガ 1-0 モンテディオ山形
◇日時:2009年8月15日(土)18.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(8821人/曇 28.1℃ 62%)
◇主審:山西博文
73分【京都】李正秀(ヘッド←FKのこぼれ)
■京都サンガ(4-1-4-1)
GK21:水谷雄一
DF24:増嶋竜也
DF4:水本裕貴
DF14:李正秀
DF8:中谷勇介
MF3:シヂクレイ・ヂ・ソウザ
MF7:佐藤勇人
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ(90+3分:FW11:林丈統)
MF13:柳沢敦
FW20:パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(55分-FW9:豊田陽平)(78分-FW28:キム・ソンヨン)
■モンテディオ山形(4-2-2-2)
GK1:清水健太
DF20:小林亮
DF34:西河翔吾
DF4:小原章吾
DF13:石川竜也
MF19:秋葉勝
MF14:宮本卓也
MF6:宮崎光平(74分-FW10:財前宣之)
MF7:宮沢克行(45分-MF35:赤星貴文)
FW11:北村知隆(62分-MF29:廣瀬智靖)
FW15:長谷川悠
守備の夏、京都の夏
山形、シュート数3て…。
さて、カウンターが強みである両チームの対戦だけあって、「守りあい」のゲームだった。
ボールを奪われるとすばやく帰陣。
フォワードまでが自陣に戻る。
逆に攻撃に回っても、前に飛び出す選手も少なく手詰まりに陥る、と。
こりゃぁー、山形ホームでの「0-0」の再現かな?
そういう思いが頭によぎってきた時間帯で、イ・ジョンスがFKからゴール。
よしっ、と思わずデストラーデ(元西武)並みのガッツボーズをテレビの前でしてしまいましたですよ。
残留にむけて、現在下にいるチームに勝てたのは本当に大きかったなー。
よかったよかった。
サンガにかんしていえば、大剛(アキレス腱を切ってしまって今季絶望)がいなくなっての初ゲーム。
どういう布陣で臨むかと思ったら、右サイドにアンジュンを出して、シヂクレイが入った。
また、右サイドバックには染谷に代えてまっすぅ。
そして、シヂクレイがすんごく効いてた。
山形のロングボール、くさびのパスを鬼神のようにカットしまくり、セカンドボール取りまくり。
マンオブザマッチも納得の出来だった。
前にも書きましたけど、アンジュン&勇人のダブルボランチだと高さがなくて、セカンドを奪えなかったのだけど、まさにケガの光明というか。
アンジュンも右ワイドで、大剛のようなドリブルはなかったけど、ボールキープでタメを作ってくれたと思う。
ま、ただ、攻撃が足下パス連続なのは相変わらずだった。
ワンタッチのは続くんだけど、最後にスペースに出すとかしないと、攻撃にスピードがない。
もちろん、スペースに飛び出す選手が少なかったのもありますが。
そんななか頑張ってたのが勇人。
シヂがアンカーにいることで守備面での不安が消えたせいか、積極的にゴール前にまで進出してたと思う。
そんな感じで、4バック+アンカーは今後も継続していただきたいところ。
逆に、前線の組み合わせはまだ再考の余地がありそうだ。
そうそう、キムくんが、豊田よりポストワークがうまく前線でのポイントになれていたのに成長の跡を見ましたよ。
パウリ1トップ、柳沢MFってのは明らかに「妥協の策」って感じがするので、シンプルにヂエゴ&勇人のセンターハーフで、3トップが得策かな。
となると、アンジュンの行き場がなくなるんだけどね…。