モンテディオ山形 0-0 京都サンガ
◇日時:2009/05/23(土) 16:04キックオフ
◇会場:山形県総合運動公園陸上競技場 “んだスタ”(6554人/曇 19.2℃ 58%)
◇主審:松尾一
■モンテディオ山形(4-2-2-2)
GK1:清水健太
DF14:宮本卓也
DF4:小原章吾(45分-DF20:小林亮)
DF23:石井秀典
DF13:石川竜也
MF19:秋葉勝
MF17:佐藤健太郎
MF29:廣瀬智靖(82分-FW24:坂井将吾)
MF7:宮沢克行
FW10:財前宣之(61分-MF6:宮崎光平)
FW15:長谷川悠
■京都サンガF.C.(3-4-3)
GK21:水谷雄一
DF4:水本裕貴
DF3:シヂクレイ・ヂ・ソウザ
DF14:イ・ジョンス
MF22:渡邉大剛
MF7:佐藤勇人(16分-DF24:増嶋竜也)
MF16:安藤淳
MF26:角田誠
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW20:パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(54分-FW9:豊田陽平)
FW11:林丈統(72分-FW31:宮吉拓実)
どっきりの3バック
スカパー!で中継を見てたのですが、
「画 面 か ら J 2 臭 が …」。
いつか見た、懐かしい山形県総合運動公園陸上競技場に。
そして、いつか見た、興奮コンテンツの少ないゲーム内容に。J1っぽくない空気が漂ってた。
うーむ。
きょうの京都サンガは、おっとどっきり、突然の3バック採用。
前線はパウリの1トップの2シャドーのようなカタチ。
アルベルト・ザッケローニ型の「3-4-3」のフォーメーションだ。
で、これがけっこうハマってた。
センターバックの水本、イ・ジョンスが対人の強さを見せる。
最適ポジションであるところのウイングバックに入った大剛がイキイキ。
ポゼッション率で圧倒的に山形を上回る。
そうなんだよね。
センターバックに人材豊富で、サイドバックは駒不足で、そして司令塔のヂエゴがいるわけだから、3バックのほうが人材を生かせるのは、素人目にもわかってた。
開幕前からQさんは、
「今季は4-4-2で固定」
といって、実際12節まで頑張ってきたわけですが、本当にもしそうするつもりだったら、補強すべきだったのは、
・ジョンスではなくサイドバック
・ヂエゴではなくスピードのあるサイドハーフ
だったわけで。
やっと試してくれたか!という感じ。
おしむらくは勇人が早々に負傷退場してしまったこと。
まっすぅはウイングバックで頑張ってたとはいえ、単騎での突破はあまり見られなかった。
そしてまた、京都はポゼッションはできるものも、なかなかシュートのカタチまでたどり着けない。
山形はひたすら守る。
あれ、これ、昔、J2で見た光景じゃ??
と思い出してしまったわけで、冒頭の感想に戻る。
山形は長谷川しか前線にいなかったので、もうちょっとセンターバックが攻撃に絡めればよかったんだけど。
ま、勇人のアクシデントさえなきゃ、もうちょっと攻撃でなんとかできてたかも新米(←山形だけに)。
これでJ1は中断期間に入るのだが、中断後は柳沢の復帰が濃厚。
となってくると、ヤナギ、パウリ、ヂエゴの「トリデンテ」を生かすためには、きょうのシステムがある程度通用したというのは好材料といっていいんじゃないだろうか。
その前に、ナビスコカップで若手の成長を見守りましょう。