FC東京 0-0 京都サンガ
◇日時:2009年5月9日(土)14.04キックオフ
◇会場:東京都調布市東京スタジアム “味スタ”(晴 24.8℃ 45%/1万8221人)
◇主審:佐藤隆治
■FC東京(4-2-2-2)
GK20:権田修一
DF25:徳永悠平
DF4:ブルーノ・エヴェルトン・クアドロス
DF6:今野泰幸
DF5:長友佑都
MF28:米本拓司
MF10:梶山陽平
MF18:石川直宏(74分-FW32:近藤祐介)
MF22:羽生直剛(59分-MF19:大竹洋平)
FW24:赤嶺真吾(67分-MF40:鈴木達也)
FW13:平山相太
■京都サンガF.C.(4-2-2-1-1)
GK21:水谷雄一
DF24:増嶋竜也
DF4:水本裕貴
DF14:イ・ジョンス
DF26:角田誠
MF16:安藤淳
MF7:佐藤勇人
MF22:渡邉大剛
MF11:林丈統(62分-DF8:中谷勇介)
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ(86分-MF18:加藤弘堅)
FW20:パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(74分-FW28:キム・ソンヨン)
ポルナレフもびっくりの低調ゲーム
あ…ありのまま、今起こったことを話すぜ!
「キックオフからゲームがなんだかまったりしてる…
と思ったらいつのまにかゲームが終わっていた」
いや、もう、ね。
味スタ行ってきたんですけど、逆の意味で貴重な体験だった。
こんだけ、エンターテイメント性の少ないフットボールってのもめずらしい。
カタルシス、なし。
ひょっとして、スタジアムの「構造上」、ろくにゲームが見えてなかったのかと思って。
いちおうスカパー!を録画したものを見返してみたんだけど、内容は同じだった。
同じじゃないワケないけど。
連戦による披露?
暑さ?
風の強さ?(今日の味スタはけっこう強風だった)
たしかにそりゃそーなんだけどさー。
でも、そこを乗り越えてくれないとさー。
まず、京都の攻撃。
ひたすら裏に大きく蹴り出して、ワントップのパウリを追わせる。
ラン、パウリ、ラン。
前節同様、完全なるカウンタースタイルだった。
唯一、いい攻めだったのは、開始6分。
右サイドからダイレクトでパスを繋いで、勇人がポストになって、林がダイレクトシュート!
…の場面オンリー。
ほかは、ほぼ決定機がなかったでしょ。
一方、守備。
結果だけ見ると2戦完封だ。
守備力が向上してきたって思えるけど、でもそうじゃない。
思い出してほしい。
浦和や鹿島、川崎のような、パススピードが速く、なおかつ、崩しの局面で個人技をもった選手がいるチームには、「完敗」したじゃないですか。
きょうの相手、東京はそこまでじゃない。
パススピードも鹿島とかの8掛けぐらいだし、アタッキングサードのところで怖さをもってるのは石川ぐらい。
京都の守備力が高かったのではなくて、相手の攻撃力が強豪よりやや落ちるので守り切れただけだ。
たしかにシュートは20本程度打たれたけど、無理目なのも多かった。
本当の意味で「危ない!」って思ったのは、前半35分ぐらいの羽生のシュートがポストを叩いたトコぐらいだったかな。
まぁ、でも勝ち点1が取れた…その結果だけが喜ばしいこと。
やってるフットボールはわりとキッツイので、当分は今の戦術が「デフォルト」と考えておいたほうがよさそうだ。
期待すると、ストレスがたまるしね(涙そうそう)。
攻撃スタイルの構築は、柳沢が帰ってきてからっすかね。