【J2第43節】京都2-1仙台

京都パープルサンガ2-1ベガルタ仙台
◇日時:11月23日13時4分KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(10579人)
◇主審:高山啓義
前半37分【京都】崔(相手ミスパスを右足)
後半3分【京都】中払(斉藤が右サイド突破~クロス→ヘッド)
後半40分【仙台】佐藤(すらすヘッド)

■京都パープルサンガ(4-2-2-1-1)
GK1:平井直人
DF4:鈴木和裕
DF5:手島和希
DF2:鈴木悟
DF35:三上卓哉
MF16:斉藤大介
MF6:石丸清隆
MF22:渡邉大剛
(後半27分-MF7:冨田晋矢)
MF19:美尾敦
FW14:中払大介
(後半32分-MF15:中山博貴)
FW21:崔龍洙
(後半43分-FW11:田原豊)

来年もJ2で

今日も中払をトップ下にした「4-5-1システム」を採用したサンガ。
だが、右MFの熱田が急性胃腸炎のために欠場。
代わりに2年目の渡邉が入った。

試合は「危なげなく勝利した」というべき内容(1失点はしたけど…)。
勝因としては、
 1)スモールフィールドからのプレッシングが機能した
 2)斉藤・中払が圧倒的な運動量を見せた
 3)守備陣の集中が切れなかった
ことが挙げられると思う。

最大の要因である1)について。
DFライン~MFライン~前線――いわゆる3ラインがきっちりできていた。
攻撃に転じたときも、「司令塔」めいた動きを見せる熱田がいなかったせいで(幸いして!?)、
右&左サイドともに縦に早い攻撃ができていた。

特に斉藤!
 ・低い位置から両サイドへのロングパス
 ・腰の入ったボールキープ
 ・左右両サイドに突破し、シュートも狙う
と攻守に完璧といえるデキ。
だから、少し不調だったとはいえ、シーズン序盤から使っておけば…。
次節、最終戦で出場停止なのが悔しい。

ということで、山形がロスタイムに自殺点でドローに終わったものの、福岡が鳥栖に逆転勝ちしたため、
京都に3位(プレーオフ出場圏内)の可能性はなくなった。

で、出てくるのがオフシーズンの話題だ。
現状、レンタル組のチェ、原は元チームに戻ると思われるが、
ほかの選手に関してはまだ動きが見えてこない。

留任がほぼ決まった柱谷監督はおそらく、このまま4-5-1を続けるのだろう。
そして、
 中盤からの激しいプレス
 →ボールを奪ったら、手数をかけずに前線にボールを動かし、
 →両サイドMF・サイドバックが前線に交互に飛び出す
「ショートカウンター」の戦術を志向していくのだろう。

となると、
 ・斉藤とコンビを組む守備的なMF
  (石丸は、マークが淡白でボール奪取能力に欠ける)
 ・スピードのあるサイドバック、サイドMF
  (三上はレンタル移籍中だが、来期も残ってほしい人材)
の補強が必要となってくる。
チェ、キム、レアンドロの3外国人はおそらく全員チームを去るだろうから、
外国人選手を含めて、どう選手層を充実していくのか?
来期の京都がどんなチームになるのか?
楽しみなシーズンオフだ。

あ、最終節、見に行こうかどうしようか…。

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