【J1第29節】鹿島アントラーズ 2-1 京都サンガ

鹿島アントラーズ 2-1 京都サンガ
◇日時:2008年10月18日(土)
◇会場: 茨城県鹿嶋市茨城県立カシマサッカースタジアム(曇のち晴/20.7℃/)
◇主審:松尾一
前半19分【鹿島】興梠慎三
前半43分【京都】田原豊(フライング左足ダイレクトボレー←右:角田)
後半6分【鹿島】マルコス・ゴメス・デ・アラウージョ “マルキーニョス”

■鹿島アントラーズ(4-2-2-2)
GK21:曽ヶ端準
DF2:内田篤人
DF3:岩政大樹
DF19:伊野波雅彦
DF7:新井場徹
MF15:青木剛
MF16:中後雅喜
MF10:本山雅志
(後半29分-MF8:野沢拓也)
MF11:ダニーロ・ガブリエル・デ・アンドラーデ
(後半43分-FW9:田代有三)
FW13:興梠慎三
(後半38分-MF14:増田誓志)
FW18:マルコス・ゴメス・デ・アラウージョ “マルキーニョス”

■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK21:水谷雄一
DF26:角田誠
DF24:増嶋竜也
DF8:水本裕貴
DF5:手島和希
(後半37分-MF7:徳重隆明)
MF3:シヂクレイ・デ・ソウザ
MF22:渡邉大剛
MF14:佐藤勇人
MF4:中谷勇介
(後半27分-MF18:安藤淳)
FW13:柳沢敦
FW9:田原豊
(後半27分-FW25:西野泰正)

Qさんの頭の中のCPU、
if (後半選手交代タイミング){
中谷out;
田原out;
}
かよ!

というわけで、”フライングうっしマン” のゴラッソ以外は、見所がなかったゲームだった。
私用でテレビ生観戦だったんですが、現地行ってたらもっとしょっぱかっただろう、と…。
ほとんど、相手を崩した場面がなかったですからな。

練習試合では角田を余らせた3バックの布陣を試していたサンガ。
戦前の予想ではきょうもそう来ると見られてたんですが、前節どおりの4-1-3-2を敷いてきました。
さすが、策士Qさん。

ところが、サイドバックの攻撃参加をベースとした、人数をかけた鹿島の攻めに、なかなかボールが奪えません。
とくに中盤バイタルエリアでは、シヂクレイと勇人が縦並びになって、相手をフリーにする場面が多々。
また、アタッキングサードの局面でも、コーロギ、マルキの動きに、京都守備陣が振り回されるところが散見。

な感じで、鹿島の先制点は、まぁ水本の単純なミスと言ってしまえばそれまでですが。
ただ、そこに至るまでに「ジャブ」を打ち続けられていた結果、ミスをしてしまった、と言えるでしょう。
クリティカルなシーンはあまり作られてはいなかったとはいえ、守備では鹿島を押さえきれなかった印象です。

一方、攻撃では、
「田原へのロング→柳沢の抜けだし」
がきょうのコンセプトだったと思われますが、機能しませんでした。

その原因としては、
・田原が岩政との制空権争いで主導権を握れなかったこと
・大剛、勇介の突破が「単騎」で、サイドバックとうまく絡めなかったこと
が挙げられましょうが、まぁ鹿島の守備が統率取れていたので、そこをこじ開けられるだけの力がなかったっていうか。
セットプレイも得点の匂いがしねーし。

さて、いよいよ降格圏が見えてきました。
次は、同じく降格争いを繰り広げるヴェルディ戦。
直接対決だけに、負けられない戦いがそこにある。
きょうの布陣・メンバーだと、どうも攻めに意外性が生まれないだけに、フェル復帰なるかどうかがひとつのポイントになってきそうです。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください