京都サンガ 2-1 鹿島アントラーズ
◇日時:2008年7月16日(水)19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴/28.1℃/1万5081人)
◇主審:柏原丈二 “ジョージ”
前半11分【京都】柳沢敦(ヘッド←右:渡邉)
前半21分【鹿島】野沢拓也(右足30mミドル)
後半39分【京都】佐藤勇人(右足30mミドル)
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:水谷雄一
DF24:増嶋竜也
DF23:大久保裕樹
DF8:水本裕貴
DF4:中谷勇介
MF3:シヂクレイ・デ・ソウザ
MF14:佐藤勇人
MF26:角田誠
FW22:渡邉大剛
FW13:柳沢敦 “逆襲”
FW10:エルヂス・フェルナンド・ダマショ “フェルナンジーニョ”
(後半44分-DF18:安藤淳)
■鹿島アントラーズ(4-2-2-2)
GK21:曽ヶ端準
DF2:内田篤人
DF3:岩政大樹
DF4:大岩剛
DF7:新井場徹
MF15:青木剛
MF40:小笠原満男
MF10:本山雅志
(後半41分-FW17:佐々木竜太)
MF8:野沢拓也
(後半14分-MF11:ダニーロ・ガブリエル・デ・アンドラーデ)
FW18:マルコス・ゴメス・デ・アラウージョ “マルキーニョス”
FW9:田代有三
(後半27分-FW13:興梠慎三)
夏の西京極での鹿島戦勝利はアップセットではなくて必定。
というわけで、首位鹿島に快勝わっしょい!
とくに、先制点を挙げたのが古巣との初対戦となる柳沢だったのは、なんとも劇的でありました。
そして、引き分け濃厚となってきたところでの、勇人のミドル。
なんかもうね、レインボーって感じっす。
きょうのゲーム、サンガのイレブンは守備重視の戦術を全うできていたと思う。
とくに鹿島の生命線であるところのサイド攻撃にたいするディフェンスが、最後までほころびを見せなかった。
相手ボールになったら、大剛がサイドハーフの位置まで戻りまっすぅと徹底守備。
左サイドは前半途中から中谷と角田の位置が頻繁に入れ替わり、サイドをケアしつつ、なおかつ、野沢が中央へ入り込むことを許さない。
鹿島の「攻撃ルート」はほぼ分断できていた。
そして守ってのカウンターも鋭い。
●フェルナンジーニョに預けてタメをつくる。
↓
●スペースに動き出す柳沢にパス、もしくは、大剛に渡してサイドで勝負させる。
のパターンが単純ながら、はまっていた。
もちろん、鹿島が攻撃ベースのチームであるからこそ、カウンターがはまるということもあるが。
ただ、きょうは放り込みすぎずに、適度に中盤でパスを回していたのも好印象。
あとは、パスミス、ボールキープミスを減らしていきたいところだ。
そんなこんなで、今季2度目の2連勝。
柳沢3試合連続ゴール。
2得点は4月13日の神戸戦以来。
「われわれに勝たせたくない何か」が働いた新潟戦以来、下がり気味にあったチーム状態も、再び上向いてきましたな。
つか、平日なのに、1万5000人を超えとか!
大勢のお客さんも大満足だったろう、きょうのゲームでございました。