燃える石井に萌え萌え
京都サンガ1-0ベガルタ仙台
◇日時:2007年11月25日(日)13時04分キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴/17.0℃/1万7163人)
◇主審:鍋島將起
後半44分【京都】石井俊也(ヘッド←渡邉)
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK1:平井直人
DF34:平島崇
(後半43分-MF20:倉貫一毅)
DF35:角田誠
DF6:森岡隆三
DF5:手島和希
MF16:斉藤大介
MF17:石井俊也 “復讐”
MF15:中山博貴
FW22:渡邉大剛
FW31:田原豊
(後半26分-FW25:西野泰正)
FW7:徳重隆明
(後半0分-DF36:中谷勇介)
■ベガルタ仙台(4-2-2-2)
GK16:林卓人
DF25:菅井直樹
DF2:木谷公亮
DF34:岡山一成
DF17:磯崎敬太
MF24:永井篤志
(後半33分-MF11:ファビオ・ジョゼ・ドス・サントス “ファビーニョ” )
MF5:ジョニウソン・コウヴィス・ナシメント・ブレヴェス
MF20:関口訓充
MF10:リャン・ヨンギ
(後半41分-DF32:細川淳矢)
FW8:ウェリントン・ノゲイラ・ロペス
FW13:中島裕希
(後半25分-FW13:中島裕希)
石井俊也選手(京都)
「古巣相手だったので、燃えてました。
それまでクロスには2、3本突っ込んでいたのだが、なかなかボールがこなかった。
最後に来てよかった。
きょうは堅い、1点勝負のゲームになると思ってたので、その通り勝ててうれしい。
でもまだ終わってないし、入れ替え戦も視野に入れておかないといけない。
最後アウェイだけど、たくさんの人に応援に来てほしい」
加藤久コーチ(京都)
「フットボールにおいて、ある試合ではできていたことが、次の試合ではできなくなってしまうという事態はしばしば起こりうります。
できたことができなくなって、またできて…。
チームが成熟する過程というのは、まさに回廊を上っていくように同じ地点をぐるぐる回りながら発展していくもの。
右肩上がりにじょじょに強くなるということはありえないわけです。
私たちは今、チームの出来の振れ幅がだんだん少なくなって、回廊のより高い位置に登りつつあるのかな、と実感しています」
望月達也コーチ(仙台)
「京都はドローでもよかったけれど、我々は勝利が必要でした。
その結果が、カウンターでの失点となってしまいました。
昇格がなくなってしまって、ほんとうに申し訳なく思います。
ですが、我々はまだ若いチーム。
この経験は来年にきっとつながると確信しておる次第です」
世の中にある話のたいていは美化されてるんじゃないでしょうか。
石井ちゃんのヘッドに
「秋田の”魂”が乗り移った」
という新聞記事を読んだときは、これもまたオーバーに表現されたエピソードかと疑ったものです。
でも、そういう邪推を抜きにしても、あのゴールにはドラマチック「過ぎ」ました。
だって。
守備職人のドンぴしゃシュート。
京都に来てから初ゴール。
本人いわく、ほとんどしたことがないというジャンピングヘッド。
それが、この、昇格をかけた大事な大事な大事な一戦で出るなんて。
たしかに、京都はビルドアップに苦心し、仙台は後半途中から守備が崩壊していました。
でも、内容は置いておいたとしても、なんだかこう、心に響くゲームだったな。
タイムアップのあと、負けた仙台の選手からも、勝った京都の選手からも、涙がちらほら。
そうした光景も、一年に一回のものでしょう。
高ぶりました。
サッカーが好きでよかった。
とりあえず、3位以内は確定。
まず、最低限の仕事は達成しました。
だけど、まだJ1への入り口を開けただけ。
ここから、本当の戦いが始まります。
まずは、最終戦、勝つことを祈って…。
引き分けかなあと感じていたのですが、
ダイゴウのクロスに石井が良くつめていました。
ロングボールの多用するもポイントが田原1人では厳しいでした。
しかし、ホームで「勝」と言う姿勢は感じましたね。
仙台も少し硬くなってたのかミスが目立ち助かりましたね。
ハラハラさせる京都は最終節とりあえず勝つ事ですね。
勝つという姿勢では、斉藤大介が頑張ってたと思います。
スライディングの足が、いつもより数センチ長く伸びてたような…。
気持ち、入ってたからでしょうか。