無敵の「ブラック・美濃部サンガ」
ベガルタ仙台0-1京都サンガ
◇日時:2007年5月3日(木)13:04キックオフ
◇会場:宮城県仙台スタジアム “ユアスタ”(晴/22.0℃/1万9033人)
◇主審:岡田正義 “ジャスティス”
前半25分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(左足←徳重:右足チップキック)
■ベガルタ仙台(4-2-2-2)
GK22:シュナイダー潤之介
DF25:菅井直樹
(後半21分-MF20:関口訓充)
DF2:木谷公亮
DF31:丸山良明
DF17:磯崎敬太
MF5:ジョニウソン・コウヴィス・ナシメント・ブレヴェス
MF24:永井篤志
MF8:ウェリントン・ノゲイラ・ロペス
(後半0分-DF7:千葉直樹)
MF10:リャン・ヨンギ
(後半32分-FW9:中原貴之)
FW13:中島裕希
FW18:萬代宏樹
■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK33:上野秀章
DF34:平島崇
DF35:角田誠
DF3:チアゴ・プラド・ノゲイラ
DF13:三上卓哉
MF16:斉藤大介
MF17:石井俊也 “復讐”
MF22:渡邉大剛
(後半42分-MF20:倉貫一毅)
MF7:徳重隆明
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW9:アンドレ・ピント・カンダカン
(後半34分-FW25:西野泰正)
パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”選手(京都)
「きょうはみんなががんばった結果。
J1昇格に向けては、毎試合このテンションで戦わないといけないと思う。
2試合連続ゴール?
しっかり練習した結果だ。
チームに貢献できてうれしいよ」
謎の液状生命体にとり憑かれた美濃部サンガは、ブラック・美濃部サンガに変身した!
勝利のパワーを手に入れる一方で、心までも黒く染められ、憎悪や傲慢、ペットボトル投げといった黒い感情が美濃部サンガを支配する。
はたして黒い生命体の正体は?
そして美濃部サンガは己の闇に打ち勝つことができるのか?
MJとの恋の行方は!?
……。
てな戯れ言も、勝利すればこそ書けるわけで〜。
白星っていいな! ホワイト&ホワイト!!
あ、今後アウェイユニはブラックでお願いしますね!
そんなこんなでアウェイで1-0勝利。
ここまで無敗だった仙台に今季はじめて土を付けた。
試合内容は、前半最高! 後半よく守った…という感じだろうか。
まず、前半。
東京V戦に続いて、相手が攻めに出てくるチームだといいサッカーが構築できるんだな。
仙台は両サイドバックが積極的に上がるため、両サイドに広大なスペースが。
そこにパウリーニョが顔を出し、裏に抜け出す動きを繰り返す。
きょうのパウリーニョは、スペースがあったおかげでイキイキしてたね。
もともとドリブルじゃダメだけど、スピードだったら相手DFをぶっちぎれるんだよな。
得点シーン以外にも、いい突破してた。
きょうのMVP。
MVPの次点は、三上&平島の「三平」コンビ。
高いポジションをとって、サイドハーフがボールをもったとき、絶妙なタイミングでオーバーラップを繰り返す。
守備でも身体を張ってた。
2人のおかげで、サイドでの攻防において有利に立てた。
ところが、後半のサンガは…。
相手の前に出る勢いを増し、これに押されて引いてしまうという。
いつもの癖が出てしまった。
さらに、前半は中盤の底で効いてた石井ちゃんが、ちょっと運動量落ちてセカンドボールを拾えなくなってしまったのも痛かったね。
ボランチ1枚、交代要員として入れておくのもアリかな、と思ったりした。
ただ、仙台が3-5-2、3-4-3とシステムを変え、前に人数をかけてきたなかで、ゼロに抑えきったのは大きいと言えるだろう。
角田&チアゴのコンビ、いい。
逆に手島、秋田の使い所が難しいという。
サイドバックはいじりたくないしね。
うれしい悩みだ。
そうそう、短い時間だったが倉貫が復帰した。
おめでとう!
ただ、右サイドハーフってタイプじゃないから、また使い所が難しい。
個人的には、角田アンカーで、斉藤、倉貫の3センターってのも見てみたいけど。
美濃さんは、なんとなく4-2-2-2を意地でも崩さなさそうなので…。
以上、テレビ観戦の感想でした。
久々に前半は良かったですね。
東京V戦以来のゲーム運びだった様に思います。
三上もオーバーラップだけで無く守備もうまくなったと感じました。
ダイゴウがもっと守備面で頑張って欲しいです。
アンドレも期待をしているわりには、決めきれないのが残念です。
前半はよかったですねー。
アンドレは、フリーを一本ハズしたのが痛かった。
でも、くさび役としてはまずまず機能してたと思います。