鴨池の法則
京都サンガ1-1ザスパ草津
◇日時:4月14日(土曜日)19時04分KO
◇会場:鹿児島県立鴨池陸上競技場(晴/16.6℃/7023人)
◇主審:辺見康裕
後半31分【京都】中山博貴(右足)
後半44分【草津】松浦宏治(右足)
■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK33:上野秀章
DF35:角田誠
DF2:秋田豊
DF3:チアゴ・プラド・ノゲイラ
(後半44分-DF6:森岡隆三)
DF34:平島崇
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
MF14:中払大介
(後半24分-DF22:渡邉大剛)
MF7:徳重隆明
FW24:小原昇
(後半15分-MF15:中山博貴)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
■ザスパ草津(4-2-2-2)
GK1:本田征治
DF7:佐田聡太郎
DF23:藤井大輔
DF4:田中淳
DF2:寺田武史
MF17:秋葉忠宏
MF18:櫻田和樹
MF6:鳥居塚伸人
MF15:桑原剛
(後半29分-FW20:松浦宏治)
FW9:高田保則
FW11:氏原良二
鴨池では苦戦する法則、発動。
ロスタイム、相手の前線へのロングパスの処理を秋田が誤って、松浦に独走されて決められてしまった。
テレビ中継を録画してたんですが、こんな展開、現地で見てたらキレるだろうなぁ…と思う。
きょうのサンガは、イマイチだった。
前節、褒めたのが嘘のようだ。
つーか、ゲーム全体が低調だった。
両チームとも、守備意識が高く、攻撃は単発、散発といった感じ。
ゴールが決まる空気はあまりなくて、後半途中で
「こりゃ、スコアレスかな?」
と思ったよ。
ザスパは櫻田を中心に根気よくプレスをかけ続けていて、なかなか好チームだと思う。
んで、やっぱ守備を固めてくる相手にたいして、攻撃を構築する力がサンガにはまだないね。
攻撃が手詰まりをおこして、相手にショートカウンターを食らってしまうという。
そうこうしてるうちに、全体的にラインが深くなってしまうという。
こ〜ゆ〜ときこそ、個人で局面を打開できる選手が必要だと思うんだけど、なぜだか美濃部直彦コーチは加藤大志を干してるんだよなぁ。
きょうも、なんでそこでハライに代えて大剛なんだと思ったよ。
あと、痛切に思ったは、小原昇が空回りしてること。
西野の発熱欠場で回ってきたチャンスで、点を取ろうと焦っていたのかもしれないが、自分勝手なプレイが多かった気がする。
フォワードは点を取るのも大きな仕事だけど、2トップの相手がパウリーニョだから、潰れ役とか地道な仕事もしないといかん。
ボールをロストする場面も多かったし。
ロストといえば、パウリーニョもひどかった。
シュートに行こうという気持ちが空回りして、プレイがバタバタしていた。
唯一光ってたのが、徳重の技術の高さだった。
後半、ロングパスを後ろ向きでダイレクトヒールでパウリーニョに落とした場面、斉藤の左からのクロスにダイレクトであわせた場面はうなった。
どちらかでゴールが決まってたら、このゲームはもらってたんだろうけどね。
なんにしろ、きょうは勝っておきたいゲームだった。
そして、ここで勝ちきれないのが、京都サンガのいまの力だともいえる。
まだまだですね。
たぶん守備とか含めたバランスを考えて、大志やなく大剛やったのかな~と。
徳さんは今日も良かったですね。
さいごヘロヘロになりながらプレスもかけてたけど、失点も徳さんのボールロストからなんがつらぃ。
ほんま、これで勝ってたら鹿児島出身の中山が決めて・・・ってゆうええストーリーやったんですが。
なんか左サイドをゴリゴリドリブルしていく大剛を見慣れた分、昨日の右に入った大剛は非常におとなしかった気がします。
もちろんテレビに映っていないところで一生懸命やってるんでしょうけど、良さが見られませんでしたね。でも草津が前に出られなくなっていた時間でしたから昨日は大志の方がよかったんですかねぇ…結果論ですが。
>頑波さん
守備かー。
時間帯によっては草津に支配されてたけど、点はとられる気配はなかったんで、そこは攻めダルマ親方だろー!?と思ったッスよ。
しかし、博貴(だけ)を応援していた子供たちのトラウマにならないか、心配なドローです(w
>ぐーさん
大剛は突破はいいんだけど、シュート力が…。
その点で大志のほうが…って結果論です(www