仁義なき残留争い
サンフレッチェ広島1-0京都パープルサンガ
◇日時:2006年11月18日(土)14時04分KO
◇会場:広島市広島広域公園陸上競技場 “広島ビッグアーチ”(8182人)
◇主審:扇谷健司(笑)
後半41分【広島】森崎和幸(左足←FK:ウェズレイ)
■京都パープルサンガ(3-4-1-2)
GK26:西村弘司
DF19:登尾顕徳
DF33:角田誠
DF7:児玉新
MF14:中払大介
(後半17分-MF11:星大輔)
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
MF22:渡邉大剛
MF15:中山博貴
(後半41分-FW24:小原昇)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW20:林丈統
■サンフレッチェ広島(3-1-4-2)
GK1:下田崇
DF8:森崎和幸
DF14:戸田和幸
DF19:盛田剛平 “モリツァ”
MF23:青山敏弘
MF5:駒野友一
MF7:森崎浩司
MF27:柏木陽介
(後半44分-MF32:桑田慎一朗)
MF17:服部公太
FW10:ウェズレイ・ハイムンド・ペレイラ・ダ・シウバ “ピチブー”
FW11:佐藤寿人
■Yahoo!スポーツ – Jリーグ – J1 第31節 広島 vs 京都
開始直後は京都が攻勢に出た。次々とシュートを放ち、相手ゴールに襲いかかる。対する広島はセットプレーからチャンスを作るも、共に得点を挙げることはできず、前半は0−0で終了。後半も先にチャンスをつかんだのは京都。後半6分に中山、同14分にはパウリーニョの飛び出しから最後は林が決定的な場面を迎えたが、ゴールには至らない。しかし終了間際の同41分。エリア左脇からのFK、グラウンダーのボールを森崎和が左足でゴールに叩き込む。結局これが決勝点となり、広島が1−0で勝利。ホームでJ1残留を決めた。
川崎が勝ってくれたおかげで首の皮一枚つながった。
ん〜でも、あしたセレッソが勝ち点を積めば現実的には厳しくなってまいりました。
振り返ると、前半からうまくゲームを支配していた京都。
なのに、パウがシミュレーションでイエローを取られる——という扇谷主審の判定によって、みずからリズムを崩してしまった感があります。
それでも、後半、右サイドでパウが抜け出して中山がフリーでシュート→宇宙開発!
パウが抜け出すも相手DFブロック→林のシュートはポスト外側!
と、決定機を生かせなかったことで、その後運動量が落ちまくり。
後半の途中からは広島に押されまくりの展開になりました。
相手の2トップがいまいち不調だったので、そんなに怖さはなかったのですが。
しかし、きょうの扇谷主審はスライディングがボールに行っても、選手が転べば即ファウルというワケわっかんない判定だったことが、敗因へ…。
失点シーン。
佐藤が倒れたのも、石井はボールに行ってるから、コーナーキックでいいんじゃだぜ?
つか、前半終了間際、中山が戸田に完全に蹴られてたのに、流してただぜ?
とか突っ込みどころは満載でしたが。
主審のことは結局「ヤンマー出身、現チェアマンによる陰謀説」につながってしまうので、どうしようもない感じです、はい。
ひとつ気になるのが、トップ下に中山が入ったことで相手守備ライン裏への生きたボールが出るようになったものの、その反面サイド攻撃が少なくなってること。
美濃部体制初期はサイドハーフの後ろから両センターバックが追い越したりしてたんですが、縦に急ぐ攻撃が増えてきたことで、逆にワイドな攻めができなくなってるような気がします。
もはや、失なうものはないので、攻めるときが人数かけてリスクかけて、びくびくせずに行ってほしいな、と。
そんなことを思いながら、来週の2試合を見ていきたいと思います。
ただし、次節パウ出停…。
(以上テレビ生観戦)
あの縦へ急ぐような攻撃はボールをもらうFWの決定力がある場合には脅威になるんでしょうが、今のうちの状態では脅威になり得てないですね。
今日みたいにパウ-林の2TOPの場合、裏に出した方がチャンスにはなるんでしょうが、肝心なところで決められないとあかんだろうし、裏へのパスばっかりじゃ待ち構えられてしまうでしょうね。
やはりちびっ子2TOPでも、攻め方の基本はサイドからも絡めないと、人が足りないしFW2人に付いている中のマークはずれないでしょうし、しんどいんじゃないかと思うんですがね…
サイド攻撃といえば、星のクロスがいい軌道を描くようになってきたので、右サイド星、左ダイゴとかいいかもしれませんね。
んで、田原&林の2トップになるかと思うのですが、組み合わせ的には「ちびっこ」コンビよりもバランスが取れてるから、なんとかなんねーかな、などと思っております。
まぁでも、点を取って勝ち点3を積むしかない状況に追い込まれてますんで、次こそは2点ぐらい取って欲しいなぁーと。