J2 → J2.0
川崎フロンターレ2-0京都パープルサンガ
◇日時:2006年10月28日(土)14時04分KO
◇会場:神奈川県川崎市営等々力陸上競技場(1万0505人)
◇主審:柏原丈二 “ファナティック◇ジョージ”
前半38分【川F】我那覇和樹(ヘッド←寺田:ヘッド←FK)
※後半13分【川F】ジュニーニョPK大失敗
後半40分【川F】マギヌン・ラファエル・ファリアス・タヴァレス(←中村)
■川崎フロンターレ(3-4-1-2)
GK21:吉原慎也
DF5:箕輪義信
DF13:寺田周平
DF2:伊藤宏樹
MF19:森勇介 “復讐”
MF14:中村憲剛
MF29:谷口博之
MF6:マルコス・アウベルト・スカヴィンスキ “マルコン”
(後半27分-DF4:井川祐輔)
MF11:マギヌン・ラファエル・ファリアス・タヴァレス
(後半44分-MF15:原田拓)
FW9:我那覇和樹
(後半30分-FW24:黒津勝)
FW10:カルロス・アウベルト・カルヴァーリョ・ドス・アンジョス・ジュニオール “ジュニーニョ”
■京都パープルサンガ(3-1-4-2)
GK26:西村弘司
DF23:大久保裕樹
(後半37分-MF8:美尾敦)
DF32:手島和希
DF7:児玉新
MF33:角田誠
(後半14分-FW27:加藤大志)
MF17:石井俊也
MF22:渡邉大剛
MF15:中山博貴
MF14:中払大介
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW24:小原昇
(後半14分-FW31:田原豊)
J2に近づいたと考えるんじゃない。
進化したJ2.0に近づいたと考えるんだ——ジョージ・ジョースター卿
つーことで、降格争いライバルのセレッソ、福岡がアウェイで勝つという波乱。
サンガは負けちゃったので、上との勝ち点差が4になってしまいました!
んー、等々力に行って見てたんですけど、率直に思ったのが
「チーム全体でアグレッシヴな守備ができている。
川崎の中盤にあまり仕事をさせなかった」
(じっさいシュート数は川Fの10にたいして京都14)
「一転、攻撃になるとうまく組み立てられない。
前でボールをキープできる人材がいれば…(アンドレ)。
フリーになってる大志にロングパスを出せる人材がいれば…(斉藤)。
ボックス前でボールを持って、次のアクションを考えててはダメこりん…(こりん星人)」
といった点。
守備は「サンガ2.0」に到達したが、攻撃はいまだ「ベータ版」ってトコでしょうか?
まだ前半無失点でいけば、後半川Fが前がかりになってくるぶん、カウンターのチャンスがあったかもしれません。
でも、監督が代わっただけでチームってこんなに変貌を遂げるんだなぁ。
つくづく、前監督にとっととお引き取りねがっていれば…と思いながら、試合後もなかなかスタジアムをあとにできずにいました。
そんなおりに、等々力に流れてきたのが「乾杯」by長渕剛。
ちょ!
稲盛名誉会長と意気投合した仲にして、京セラCMソンガーなんですが!
おっと、観戦した湯浅さんも同じヒゲ仲間として、美濃部さんをほめてくれてますよ。
■「J」みどころ第29節(2006年10月28日、土曜日)
前半のサンガは、本当に素晴らしい守備を魅せてくれましたよ。
チェイス&チェック、次のボール奪取勝負、インターセプト、ボールがないところでの忠実マークなどなどといった守備ファクターが、小気味よく「有機的に連鎖」しつづけるのです。
そしてチャンスとなったら、我慢に我慢を重ねたエネルギーが大爆発するような勢いのあるカウンターを仕掛けていく。
そんなサンガの「首尾一貫タクティカルサッカー」に、(前半の)フロンターレは本当にタジタジでした。
しかしながら、ほめてもらっても、残り5試合でセレッソ、福岡との勝ち点が4離れているという現実!
これからは目をそらせないわけでして。
さらに、セレッソ、福岡の調子もあがってきているっつーのがなー。
残り5試合全勝!
その気持ちで行くしかないッスね。
選手たちにはよりいっそうの団結を、奮起をお願いしたいです。
ちなみに、試合後にメシをごいっしょした
■頑波日記
の頑波さんとも
「まだ降格するとは思えない」
という意見で一致しました。
ですので、最後まで応援しつづけますよ!
って、11月は繁忙期につき観戦に行けない試合が多くなりそうなんですが…。
とりあえず、天皇杯@福岡はスルー。