【J1第28節】京都パープルサンガ1-1大分トリニータ

空気読まない審判(C)原博美

京都パープルサンガ1-1佐賀県に近い大分トリニータ
◇日時:2006年10月21日(土)14時04分KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(8491人)
◇主審:岡田正義 “ジャスティス”
前半31分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(左足←中払のヒール)
前半43分【大分】オウンゴール(大久保)

■京都パープルサンガ(3-4-1-2)
GK26:西村弘司
DF23:大久保裕樹
DF32:手島和希
DF7:児玉新
MF33:角田誠
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
MF22:渡邉大剛
(後半36分-MF11:星大輔)
MF14:中払大介
(後半36分-FW27:加藤大志)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW24:小原昇
(後半29分-FW31:田原豊)

■佐賀県に近い大分トリニータ(3-4-1-2)
GK1:西川周作
DF4:深谷友基は京都パープルサンガが特別指定選手として丹誠込めて育成させていただきました
DF2:三木隆司
DF22:上本大海
MF20:高橋大輔
(後半0分-MF6:梅田高志)
MF11:トゥーリオ・ルストーザ・セイシャス・ピニェイロス
MF5:エヂミウソン・アウヴェス
MF17:根本裕一
MF21:梅崎司
(後半39分-FW30:山崎雅人)
FW8:松橋章太
(後半39分-FW26:内村圭宏)
FW13:高松大樹

美濃部直彦コーチ(京都)
「やはりきょうも勝ち点3が取れなかった。
ホームのサポーターにはほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
きょうのゲームは攻守に切り替えが早い厳しく激しい試合になるだろうと予想して、対応したトレーニングを積んできた。
とくに前半は、前線からのチェイシング、中盤のプレス、ディフェンスのラインコントロールからインターセプトと、イメージどおりの守備ができたと思う。
オウンゴールは集中していた結果なので、やむをえないんじゃないだろうか。
後半になって相手にペースをつかまれたが、選手たちには集中するように伝えた。
終了間際のチャンスを決めていれば…。
3戦無敗?
もし開幕から指揮をとっていたなら悲観しないが、この状況ならいい結果ではないし、満足はしていない」

ペリクレス・ハイムンド・オリヴェイラ・シャムスカ・コーチ(大分)
「こんにちは。
きょうは前半は京都が圧倒し、後半は大分がコントロールした試合だった。
京都は下位にいるが、そうとは思えない質の高い一戦になったと思う」

パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(京都)
「まだわれわれにはチャンスが残っている。
毎試合、まず1点を取るプレーをして、チームに貢献したい」

渡邉大剛選手(京都)
「後半は運動量が落ちて前線にボールを送ることができなかった。
90分間走りきれるようにすること、ボールを持ったときの判断、プレーのスピードを上げもっと明確にすること。
そういうプレーの質を上げていきたい」

小原昇選手(京都)
「DF陣が体を張ってくれたので、きょうは大分の前の3人はなにも仕事ができていなかった。
その守備のふんばりにFWは応えないといけないと思う」

石井俊也選手(京都)
「前線の3人の関係がよかったと思う。
後半は少し足が止まってしまった」

や、前半の京都はすごかった。
2トップと中盤の5人が怒濤の鬼プレス!
3バックはくさびのボールを前でカット!
大分のシュート数ゼロですよ。
ま、大久保のオウンゴールで1点は取られてしまいましたが…。
でも、チーム全体がひとつの糸で動く「操り人形」のような、すばらしい守備を見せてくれました。

柱谷さん時代は、相手ボールになったらまずリトリートして守備陣形をオーガナイズ。
そのあとアラートしながらサンドしてボール奪取を狙う。
——というのが守備コンセプトだったじゃないですか、って横文字多いな。
たいして、美濃部イズムは前で前で積極的にボールを奪おうというサッカー。

構えて守るvs仕掛けて守る。
ゼロで抑えられればどっちでもいいとはいえ、個人的には後者のほうが見ていて痛快です。
サンガの試合を見ていてこんなに「すげぇ」と思ったのは、ゲルト・天皇杯制覇シーズン以来ですかね〜。

後半はさすがに疲れてきたのと、大分が対策をしてきたこともあって、危ないシーンもありました。
ですが、無失点。
美濃部体制3戦目にして、守備にかんしては格段に安定してきていると思います。

んで、ここから攻撃の話。
願わくば、ボールを奪取してからすばやい攻撃でシュートにまでもっていってくれれば!
そこが、今のサンガに足りないところだと思います。
シュートにまでもっていくパスやクロスでミスが多いんだな。
精度の低いラストパスとか、斉藤がスルーだしても小原が感じてないとか。
決定力以前にそこが問題という気がしてきました。

あと余談ですが、岡田主審がある意味「ジャスティス」すぎて、まいった。
角田の突破から小原のシュートがバーの内側に跳ね返ったのも、YOUゴールって言っちゃいなよ、と。
前半、警告1回受けてた高松が大久保にレイトタックルしたとき、躊躇せずレッドカード出せよ、と。
コーナーキックの場面、上本が大久保に顔面パンチしたの見逃なよ、と。
ラスト、エリア内で大分のDFの手にボールが当たったのも、故意かどうかわからんけど、PKにしとけよ、と。
つまりは、1回ぐらいはホーム寄りの判定しろよ、と。
つか、大分戦はホント審判に恵まれないなー、などと思いながら、見てました!

そんな感じで、内容はよかったものの勝ちきれなかった京都サンガ。
福岡が勝っちゃって、ふたたび自動降格圏突入です。
そして、来週はアウェイで強豪・川崎戦。
なのに、斉藤出場停止!
誰が代役なんだろ。
ロングボールの出し手になれる選手が必要だから、中山かあるいは復帰した悟とか。
いちおう、関東開催なんで等々力行く予定です。
はじめての生美濃部にわくわく。
(以上、テレビ生観戦)

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