◇Match57
ジャーマニー(ドイツ)1-1(a.e.t PSO4-2)アルヘンティーナ(アルゼンチン)
49分【アルヘンティーナ】ロベルト・ファビアン・アジャラ(ヘッド←CK:リケルメ)
80分【ジャーマニー】ミロスラフ・クローゼ(ヘッド←中央:ボロヴスキの頭←左:バラックの右足クロス)
Penalty Shoot-out
1:0【ジャーマニー】オリヴァー・ニュヴィル(○)
1:1【アルヘンティーナ】フリオ・リカルド・クルス(○)
2:1【ジャーマニー】ミヒャエル・バラック(○)
2:1【アルヘンティーナ】ロベルト・ファビアン・アジャラ(×:レーマンがセーブ)
3:1【ジャーマニー】ルーカス・ポドルスキ(○)
3:2【アルヘンティーナ】マキシミリアーノ・ルベン・ロドリゲス “マキシ・ロドリゲス”(○)
4:2【ジャーマニー】ティム・ボロヴスキ(○)
4:2【アルヘンティーナ】エステバン・マティアス・カンピアッソ・デラウ(×:レーマンがセーブ)
■アルヘンティーナ(アルゼンチン)(4-1-2-1-2)
GK1:ロベルト・カルロス・アボンダンシェリ
(71分-GK12:レオナルド・ノーレン・フランコ “レオ・フランコ”)
DF4:ファブリツィオ・コロッチーニ
DF2:ロベルト・ファビアン・アジャラ
DF6:ガブリエル・オマール・イヴァン・エインセ “ハインツェ”
DF3:ファン・パブロ・ソリン
MF8:ハヴィエル・アレハンドロ・マスケラーノ
MF22:ルイス・オスカル・ゴンサーレス “ルチョ・ゴンサーレス”
MF18:マキシミリアーノ・ルベン・ロドリゲス “マキシ・ロドリゲス”
MF10:ファン・ロマン・リケルメ
(72分-MF5:エステバン・マティアス・カンピアッソ・デラウ)
FW11:カルロス・アルベルト・テヴェス
FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ
(79分-FW20:フリオ・リカルド・クルス)
■ジャーマニー(ドイツ)(4-1-3-2)
GK1:イェンス・レーマン
DF3:アルネ・フリードリヒ
DF17:ペル・メルテザッカ
DF21:クリストフ・メッツェルダ
DF16:フィリップ・ラーム
MF8:トルシュテン・フリングス
MF19:ベルント・シュナイダ
(62分-MF22:ダヴィト・オドンコル)
MF13:ミヒャエル・バラック
MF7:バシュティアン・シュウァインシュタイガ
(18分-MF18:ティム・ボロヴスキ)
FW20:ルーカス・ポドルスキ
FW11:ミロスラフ・クローゼ
(86分-FW10:オリヴァー・ニュヴィル)
ユルゲン・クリンスマン・コーチ(ジャーマニー)
「いまのきもちをことばに表わすのはむずかしい。
幸せだし、誇らしいし、そして誰にもかれにもありがとうと言いたい気分だ。
とにかく、すばらしい観客たちに感謝したい。
彼らの後押しがあってこそ、先制されても追いつけると信じていた。
PKになっても有利だと信じていた。
いま、われわれはほんとうに強いチームになっているのは間違いないよ。
この6週間でチームは成長した。
あとはもう世界チャンピオンになりたいんだ」
ホセ・ネストル・ペケルマン・コーチ(アルヘンティーナ)
「すばらしいゲームでした。
ベストを尽くしたと思いますが、残念ながら敗れてしまいました。
まぁPKになってしまえば、もうどうすることもできませんが。
しかし、大会全体をつうじてわれわれの質の高さは証明できたのではないでしょうか。
これで、わたしが育てた世代による代表は終結です。
同時に、わたしの仕事は終わりになるにちがいありません」
試合採点:6.5
added extra timesでも決着つかず、PKでドイツwin!
PKのあと、アルヘンティーナの選手が揉めてたのは?
あと、ポドルスキがナチスふう敬礼に近いポーズをしていたように見えたのが気になりました。
ドイツは、攻撃もしっかり組み立ててくるし、守備が堅くなって、なんだかんだでいいチームになってきた。
自国の人たちも
「決勝トーナメントにいければ御の字」
という意見が趨勢だったようですが、優勝候補を破ってまたひとつ勢いに乗ったかもしれない。
で、優勝候補の最右翼だったアルヘンティーナ。
キーパーのアクシデントで交代枠をひとり使わざるをえなくなったことから、運命が大きく変わってしまった。
その後、ペケルマン・アルヘンティーナの代名詞ともいえるリケルメを下げて、1点を守りきる狙いにチェンジ。
南米流のしたたかなフットボール発動、と思ってたら…。
まさかの同点弾が飛び出して、もう一度突き放すだけの攻撃力がなかったのだった。
しかし、カンピアッソの頭髪が心配です。