◇Match 5 Group C
アルヘンティーナ(アルゼンチン)2-1コートジヴォアール(コートジボワール)
24分【アルヘンティーナ】エルナン・ホルヘ・クレスポ(右足←FKのこぼれ)
38分【アルヘンティーナ】ハヴィエル・ペドロ・サヴィオラ(右足←リケルメのスルー)
82分【コートジヴォアール】ディディエ・イヴ・ドログバ・テビリィ(左足←ディンダン)
■アルヘンティーナ(4-2-2-2)
GK1:ロベルト・カルロス・アボンダンシェリ
DF21:ニコラス・アンドレス・ブルディッソ
DF2:ロベルト・ファビアン・アジャラ
DF6:ガブリエル・オマール・イヴァン・エインセ “ハインツェ”
DF3:ファン・パブロ・ソリン
MF5:エステバン・マティアス・カンピアッソ・デラウ
MF8:ハヴィエル・アレハンドロ・マスケラーノ
MF18:マキシミリアーノ・ルベン・ロドリゲス “マキシ・ロドリゲス”
MF10:ファン・ロマン・リケルメ
(93分-MF16:パブロ・セサル・アイマール)
FW7:ハヴィエル・ペドロ・サヴィオラ
(75分-MF22:ルイス・オスカル・ゴンサーレス “ルチョ・ゴンサーレス”)
FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ
(64分-FW14:ロドリゴ・セバスティアン・パラシオ)
■コートジヴォアール(4-2-2-2)
GK1:ジャン=ジャック・ティジィエ
DF21:エマヌエル・エブエ
DF4:ハビブ・コロ・トゥーレ
DF12:アブドゥライェ・メイテ
DF3:アルトゥール・ボカ
(62分-FW14:バカリ・コネ)
MF5:ディディエ・ゾコラ “Maestro”
MF19:グネグネリ・ヤヤ・トゥーレ
MF18:アブドゥル・カデル・ケイタ
(77分-FW9:アルーナ・コネ)
MF2:カンガ・ゴーチェ・アカレ
FW8:ボナヴェントゥール・カルー
(55分-FW15:アルナ・ディンダン)
FW11:ディディエ・イヴ・ドログバ・テビリィ
試合採点:7.5
スピード、テクニック、アイデア。
すべての面で、いままで登場したチームよりワンランク上だったー。
予選ベストゲーム候補、その1。
とにかく両チームの選手とも、前へのスピードが速い。
ミスパスも少ない。
中盤で手詰まりになっても、フェイクを入れて突破できるスキルがある。
おかげで、めまぐるしく攻守が切り替わっていった。
そんななか、前半アルゼンチンがセットプレイから先制。
さらにカウンターぎみの早い攻めから、リケルメのスルーがラインをきれいに抜けたサヴィオラに渡り追加点。
五分五分の戦いのなかから、決めるべきところできっちりきめる。
ん〜試合巧者、って感じ。
後半は、コートジヴォアールが攻めだるま親方、アルゼンチンが受ける展開。
ディンダン、コネ、コネとフォワード3枚が投入されたコートジヴォアール。
ドログバがポスト(山本昌邦さんも大絶賛!)、コネがドリブルでコネコネするも、なかなか追加点がコネー!
んで、ようやく82分。
右サイド、ラインの裏に出たバカリ・コネの前にスルーが出て、これの折り返しはドログバが頭で合わせきれなかったものの、裏からもう一回ディンダンがグラウンダーでクロス。
中央でドログバがこんどこそ!で押し込んで、コートジヴォアール史上ワールドカップ初ゴール。
だけど、やっぱり遅すぎた。
このあと、アルゼンチンはがっちり守りまっせ体勢。
なんとアイマールを時間稼ぎに使ったりして、辛くも逃げ切ったのだった。
しかし繰り返しになるが、両チームのクオリティと攻撃のメンタリティはすばらしかった。
オランダとセル・モン含めて、まさに「死のグループ」となりそうな予感。