【UEFAチャンピオンズリーグ・ファイナル】バルセロナ2-1アーセナル

赤と雨のファイナル

バルセロナ2-1アーセナル
◇日時:2006年5月17日(水)20.45KO(日本時間翌3.45)
◇会場:スタッド・ドゥ・フランス(サンドニ・フランス)
◇主審:テルイェ・ハウグ(ノルウェー)
37分【アーセナル】ソル・スルズィア・ジェレミア・キャンベル(ヘッド←FK:アンリ)
76分【バルセロナ】サミュエル・エトオ・フィル(←ラーション)
81分【バルセロナ】ジュリアーノ・ハウス・ベレッチ(←ラーション)

■バルセロナ(4-3-3)
GK1:ヴィクトル・ヴァルデス・アリバス
DF23:オレゲル・プレサス・レノン
(71分-DF2:ジュリアーノ・ハウス・ベレッチ)
DF5:カルレス・プジョル・サフォルカーダ
DF4:ラファエル・マルケス・アルヴァレス
DF12:ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
MF15:エヂミウソン・ゴメス・デ・モラレス
(46分-MF24:アンドレス・イニェスタ・リュハン)
MF20:アンデルソン・ルイス・デ・ソウザ “デコ”
MF17:マルク・ファン・ボメル
(61分-FW7:ヘンリク・ラーション)
FW8:ルドヴィク・ジュリー
FW9:サミュエル・エトオ・フィル
FW10:ホナウド・デ・アジス・モレイラ “ホナウヂーニョ”

■アーセナル(4-1-4-1)
GK1:イェンス・レーマン(18分-一発退場)
DF27:エマヌエル・エブエ
DF23:ソル・スルズィア・ジェレミア・キャンベル
DF28:ハビブ・コロ・トゥーレ
DF3:アシュリー・コール
MF19:ジウベルト・アパレシド・ダ・シウヴァ
MF13:アレクサンドル・フレブ
(85分-MF9:ホセ・アントニオ・レジェス・カルデロン)
MF15:フランセスク・ファブレガス・ソレール “セスク”
(74分-DF16:マシュー・フラミニ)
MF7:ロベール・ピレス
(20分-GK24:マヌエル・アルムニア・リヴェロ)
MF8:カール・フレデリク・リュングベリ
FW14:ティエリ・ダニエル・アンリ

ンリ対ホナウヂーニョ。
戦前は2人の対決として話題になっていたが、予想外にも2人がブレーキ。
アンリはアシストがあったもののの2、3度訪れたキーパーとの1対1を止められる。
ホナウヂーニョはFKやシュートでミスが多かった。
意外だけど、大舞台ではえてしてこんなもの?

そして、2人に変わって試合を決めたのは赤紙と後半に降ってきた雨だった。

前半18分、アーセナルのレーマンがエトーを止めたとして一発レッド、サブキーパーのアルムニア(スペイン人)が登場する。
大事なファイナルでひとり少なくなったアーセナル。
しかし、たしかに引きぎみではあったものの、ディフェンスが集中してバルサを抑える。
マイボールになれば、ディフェンスからきっちりつなぐ。
前半は五分五分の戦いだったように見えた。

ところが、後半に突然豪雨が降ってきた。
ピッチが濡れたことでパススピードが上がって、「回すバルサ」が一気に優位に立つ。
同点ゴールも早いグラウンダーのパス回しから。
そして、2失点目は…ぶっちゃけ、キーパーのキャッチミス。
もちろん、そこには雨で濡れたボールという要因と、今シーズンあまり出場機会がなかったサブキーパーだったという要因も絡んでくるのだけれど。

てことで、主役が不調、退場もあったせいで、なんか見ていてエンジョイしきれなかった一戦でした。
もし、18分の場面で反則を流してジュリーのゴールを認めて、レーマン退場がなかったら、どんな試合になったのだろう…と想像しつつ、おやすみなさーい。

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