チェコ1-0(agg2-0)ノルウェー
◇日時:11月16日20.15KO(日本時間翌4.15)
35分【チェコ】トマス・ロシツキ(右足)
※トータルスコア2-0でチェコが本大会出場権獲得
■チェコ(4-1-3-2)
GK1:ペトル・チェヒ
DF2:ズデネク・グリュゲラ
DF22:ダヴィド・ローゼナル
DF21:トマス・ウイファルシ
DF6:マレク・ヤンクロヴスキ
MF14:ヤン・ポラック
MF8:カレル・ポボルスキ
MF10:トマス・ロシツキ
(68分-MF5:ラドスラフ・コヴァチ)
MF11:パヴェル・ネドヴェド
FW7:ウラディミール・スミチェル
(75分-FW9:イリ・シュタイナ)
FW15:ミラン・バロシュ
(89分-MF17:ヤロスラフ・プラシル)
■ノルウェー(4-3-2-1)
GK1:トーマス・ミューレ
DF2:アンドレ・ベルグドルモ
DF3:エリック・ハーゲン
DF4:ブレイディ・ハンゲランド
DF5:ヨン・アルネ・リーセ
(89分-DF15:マリウス・ヨンセン)
MF8:クリスティアン・グリンドハイム
MF7:クリストファ・ヒェシュタッド
MF9:モアテン・ガムスト・ペデルセン
FW6:トルシュテン・ヘルスタッド
(58分-FW18:オレ・マルティン・アールスト)
FW11:シュテファン・イヴェルセン
(46分-MF16:ヤン・グンナー・ソッリ)
FW10:ヨン・カリュー
会場の現地時間20.15キックオフのため、トルコ-スイスより1時間遅れで始まったこの一戦(スロヴァキア-スペインも同じく1時間遅れ)。
イスタンブールでの戦いとは対照的に、プラハのトヨタ・アレーナはわりと静かな展開でした。
結局、チーム力で上回るチェコがノルウェーに順当な勝利。
「チェコ共和国」としては初となるW杯出場決定!です。
老将カレル・ブリュックナー監督が胴上げされていて、ちょっとどきどき。
ネドヴェドは本大会も出る…よね?
カレル・ブリュックナー・コーチ(チェコ)
「わたしのサッカーコーチとしてのキャリアのなかで、このプレイオフはもっとも重要な試合であり、そして、もっとも大きな結果を得られた試合だった。
チェコ共和国という国家にすばらしい贈り物をしてくれた選手たち全員をたたえたいと思う。
わたしはいつも試合の翌日、その内容を分析することに充てている。
だが、このプレイオフに関しての分析は…正直言って地獄だったよ。
第1戦を勝ったとはいえ、1対0というスコアは十分じゃないし、逆に難しい状況だといえる。
そして、とにかくノルウェーは強かった。
戦う前から知っていたけど、この2試合でまざまざと思い知らされたね。
われわれは試合開始から終了のホイッスルが鳴るまで、戦い抜くことが大事だった。
じっさいきょうの後半、選手たちは疲労で動けなくなりだしていた。
だから、大きかったのは前半のロシツキのゴールだ。
彼には恐れ入ったよ。
100%のフィットネスではなかったから試合に出るだけである種の奇跡だ。
なのに、あきらめずに得点までとってしまうんだから。
本大会でどこまで行けそうだって?
まだ考えたこともなかったな。
ただ、われわれの中盤は世界でも有数の選手ぞろいだ。
ネドヴェドについては…。
彼は、チェコにとって正しい時に正しい場所にいる選手だと思う。
ただ、決断は彼自身にしかできない」