【UEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ Matchday 3 – 19 October】チェルシー4-0レアル・ベティス・バロンピエ

<グループG>チェルシー4-0レアル・ベティス・バロンピエ
◇日時:10月19日20.45KO(日本時間翌3.45)
24分【チェルシー】ディディエ・ドログバ(右足←エシェン)
44分【チェルシー】ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・デ・カルヴァーリョ(キーパーのファンブルを左足プッシュ)
59分【チェルシー】ジョー・コール(右足)
64分【チェルシー】エルナン・ホルヘ・クレスポ(ヘッド←SWP)

■チェルシー(4-3-3)
GK23:カルロ・クディチーニ
DF13:ウィリアム・ガラ
DF6:ヒカルド・アウベルト・シウヴェイラ・デ・カルヴァーリョ
DF26:ジョン・テリー
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ
MF4:クロード・マケレレ
(76分-MF19:ラサナ・ディアラ)
MF5:ミカエル・エシェン
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
FW24:ショーン・キャメロン・ライト=フィリップス
(67分-FW22:エイドゥル・シマーリ・グジョンセン)
FW15:ディディエ・ドログバ
(46分-FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ)
FW10:ジョー・コール

■レアル・ベティス・バロンピエ(4-2-3-1)
GK13:アントニオ・ドブラス・サンターナ・オリヴェラ “トニ・D”
DF27:ファン・アルベルト・アンドレウ・アルヴァラド “メッジ”
DF4:ファン・グティエレス・モレノ “ファニート”
DF5:ダヴィド・リヴァス・ロドリゲス
DF19:オスカル・ロペス・エルナンデス
(46分-FW21:フランシスコ・ハビエル・ムニョス・ヨンパルト “シスコ”)
MF18:アルベルト・リヴェラ・ピサッロ
MF15:ミゲル・アンヘル・ロサーノ・アジャラ
(56分-MF20:マルコス・アスンソン・ドス・サントス)
MF7:フェルナンド・ヴァレラ・ラモス
MF17:ホアキン・サンチェス・ロドリゲス
MF24:ルイス・エドゥアルド・シュミット “エドゥ”
FW12:ヒカルド・オリヴェイラ

試合開始から、ベティスにコーナーキックが続いたり、やや均衡してゲームは進んでいきました。
しかし、その雰囲気がこわれたのは24分。
相手陣内でミスパスを奪ったエシェンがドリブルしながらスルーパス。
ドログバが冷静に右足で流し込んで先制。
さらに、前半終了まぎわにはランちゃんの強烈FKをキーパーがファンブル。
そこにいたカルヴァーリョがプッシュして、これで2対0。
この時点で、勝負あったかなぁという感じでした。

後半、ベティスは左サイドバックのオスカル・ロペスに代えて、フォワードのシスコを投入。
右サイドバックのメッジを左に回して、右MFのフェルナンド・ヴァレーラをサイドバックに下げ、ホアキンを右サイドに固定。
2点差を挽回すべく、動きます。
一方、チェルシーは足を負傷していたドログバを下げて、クレスポがイン。

前線を増やしたベティスに、後半開始早々は押されぎみだったチェルシーですが、こんどは堅く守ってのカウンターが炸裂。
59分、相手が枚数をかけて攻めてきたところからボールを奪うと、マケレレ→クレスポ→エシェン→コールとつないで、さいごはコールがペナ外から右足でカーブをかけた美ゴール!
ファニートもいちおう対応してたんですけどね。
んで、64分にはランちゃんのロングパスに抜け出したSWPがダイレクトでストレートのクロス。
これをクレスポが完璧ヘッドで4点目。

ベティスは、ホアキンがデルオルノに引っかけられたPKを主審にとってもらえず(逆にホアキンにシミュレーションで黄紙)くらいしか、決定的なチャンスがなく、4対0で試合終了。
チェルシーの、今シーズン無敗はつづきます。

ジョゼ・マウリーニョ・ドス・サントス・コーチ(チェルシー)
「チェルシーには高い目標がある。
プレミアシップで優勝すること、そしてビッグイヤーを獲得することだ。
2勝1引き分けで勝ち点7という結果はわるくはないが、グループステージ突破がきまったわけじゃない。
つぎの試合でも勝利が必要なんだ。
15日後、セビージャでのむずかしいアウェイゲームがあるが、きっと勝てると確信しているよ。

きょう、ベティスはひじょうにいいゲームの入り方をした。
おそらく、チェルシーよりもね。
前半15分までに、ベティスにはセットプレイのチャンスを数多く与えてしまった。
ただ、われわれはプレミアシップでリヴァプールやボルトン相手に戦っている。
185センチ、190センチ、195センチ、そしてクラウチみたいな2メートルの巨人相手にだ。
そんな奴らにたいしても守りきってきたわけだから、185センチ以上の選手がいないベティスなんてちっとも怖くなかったさ。

とにかく、サッカーにおいて重要なのは先制点だ。
先に点をとったチームこそが、その後の時間において自信をもって戦える。
ベティスがよかったのは、われわれが1点を取るまでだった。
先制点で試合は決まってしまったね。

きょうのゲーム、マン・オブ・ザ・マッチはエシェンだ。
中盤でプレスをかけつづけ、ボールを奪い、そして1点目と3点目のアシストまでやってのけた。
おそらく彼にとって、チェルシーにきてからのベストゲームじゃないかな。
ただ、試合が終わるまえ、ゴールがほしいあまり、フリーのクレスポにパスをわたさず自分でシュートしてしまった。
あれが、唯一よくなかった点だといえるだろう。

ドログバ?
おそらくケロッとして週末のゲームに出てると思うけどね」

◇試合データ
Chelsea – Real Betis
4 Goals 0
2 1st Half Goals 0
7 Shots on Target 3
12 Shots off Target 6
0 Blocked Shots 6
0 Corners 7
17 Fouls 20
7 Offsides 2
2 Yellow Cards 5
0 Red Cards 0
75.5 Passing Success 79.2
34 Tackles 20
76.5 Tackles Success 75
49 Possession 51
46.1 Territorial Advantage 53.9

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.