【J1第2節】京都サンガF.C. 1-1 浦和レッドダイヤモンズ

京都サンガF.C. 1-1 浦和レッドダイヤモンズ
日時:2025年2月22日(土)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1万4,718人/曇ときどき雪 4.5℃ 74%)
主審:岡部拓人
60′-京都/ハファエウ・エリアス・ダ・シウヴァ “パパガイオ”(ヘッド←福岡)
73′-浦和/チアゴ・サントス・サンタナ

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK26:太田岳志
DF22:須貝英大
DF4:パトリック・ウィリアム・サ・ヂ・オリヴェイラ
DF50:鈴木義宜
DF44:佐藤響
MF10:福岡慎平
MF7:川﨑颯太(75′-MF8:米本拓司)
MF39:平戸太貴(81′-DF5:アピアタウィア久)
FW11:マルコ・トゥーリオ・オリヴェイラ・レモス(87′-FW93:長沢駿)
FW9:ハファエウ・エリアス・ダ・シウヴァ “パパガイオ”(75′-MF29:奥川雅也)
FW14:原大智(87′-MF48:中野瑠馬)

■浦和レッズ(4-2-3-1)
GK1:西川周作
DF14:関根貴大
DF3:ダニーロ・ボザ・ジュニオール
DF5:マリウス・ホイブラーテン
DF26:荻原拓也
MF25:安居海渡
MF13:渡邊凌磨(15′-MF11:サミュエル・グスタフソン)
MF77:金子拓郎(85′-MF24:松尾佑介)
MF6:松本泰志(63′-MF9:原口元気)
MF8:マテウス・ゴンサウヴェス・サヴィオ
FW12:チアゴ・サントス・サンタナ(85′-FW20:長倉幹樹)

漂いし 雪裏清香 第2戦

開幕戦はなんだったんだ?7DAYS、と言いたくなる変貌ぶり。
開幕から1週間で別の姿を見せてくれた京都サンガ。

いや、ひょっとしてこれは「ジャンケン」みたいなものかもしれない。
ハイプレスからのショートカウンターを狙う京都サンガが「チョキ」ならば……。
ボールを持たせれてカウンター待ちしてくるファジアーノ岡山のような相手は「グー」。
ある程度ボールを保持して自陣から丁寧に繋いてくるような相手は「パー」。
ただ、「パー」=ボールを丁寧に繋ぐ相手でも、短いパス交換でのプレス回避が上手いチームにも、そんなに相性はよくない。
つまりは、京都にとって得意な相手、得意じゃない相手がはっきりしているというか。

そして、きょうの浦和はすげぇ選手が揃っていて手強い相手だったにも関わらず、京都にとっては「じゅうぶん戦える」相手だったということ。
局面局面では、金子には何度も突破を許し、サヴィオの鬼キープには手こずった。
しかし、全体としては京都がある程度優位に進められたのだ。

そうしたチーム戦術上の相性に加えて、きょうの京都はシンプルに自分たちの強みを出して戦えていたと思う。
具体的には、ハファエウ・エリアスがコメントしていた通り「インテンシティ」を出すことができていた。

自分たちのインテンシティであったり、自分たちのスタイルであったり、そういうものを見せきれなかったのが前節だったと思うので、そこをやっぱり良い試合に見せるような、我々の試合とはなんだっていうことを見せられるようにしていこうという話をして今日の試合に入ったhttps://www.sanga-fc.jp/game/report/2025022205

左サイド、原選手がハイボールを競り合い起点になって、本職サイドバックではない関根に対してある程度優位に立てたことは大きい。
守備でも、後半に浦和が京都のディフェンス裏スペースにある程度ラフに蹴ってきて、ディフェンスラインを下げさせられたけれど、最後まで危なげなく守れていた。

で、失点は自分たちのミスからだとはいえ、きょうの試合を勝ちきれなかったのも事実。
引き分けで満足するわけにはいかない。
特に攻撃面での精度、パスやクロスはまだまだだし、最終ラインでボールをもったところですでに手詰まりになってしまうのは大いに気になるところだ。
右膝前十字靭帯断裂の大怪我から麻田が戻ってきたので、スタメンで使えるコンディションになれば、左サイドからの左足でのパス出しやロングパスに期待かな。

あとは中盤、福岡・平戸が実効的なプレイを見せている中で、川﨑はレギュラー安泰とはいえなそうだ。
ジョアン・ペドロも米本も中野もいるし、ベンチ外で松田天馬、武田らも控えている。

不甲斐ない前節からの復調を喜びつつ、まだまだ満足はできない。
開花宣言は少し先。
そんな感想をもった開幕第2節だった。

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