【J1第15節】京都サンガF.C. 0-2 浦和レッドダイヤモンズ

京都サンガF.C. 0-2 浦和レッドダイヤモンズ
日時:2023年5月27日(土)19:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1万5,229人/曇 23.2℃ 65%)
主審:御厨貴文
52′-浦和/興梠慎三
90+3′-浦和/ホセ・カンテ・マルティネス

■京都サンガF.C. (4-1-2-3)
GK26:太田岳志
DF20:福田心之助(78′-MF8:荒木大吾)
DF5:アピアタウィア久
DF24:イヨハ理ヘンリー
DF3:麻田将吾(74′-DF4:井上黎生人)
MF7:川﨑颯太(78′-MF19:金子大毅)
MF25:谷内田哲平
MF39:平戸太貴
FW23:豊川雄太(59′-MF27:山田楓喜)
FW9:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”
FW15:木村勇大(59′-FW17:木下康介)

■浦和レッドダイヤモンズ(4-2-3-1)
GK1:西川周作
DF2:酒井宏樹
DF28:アレクサンダー・ショルツ
DF5:マリウス・クリストファー・ホイブラーテン
DF26:荻原拓也(59′-MF15:明本考浩)
MF3:伊藤敦樹
MF19:岩尾憲(59′-MF40:平野佑一)
MF21:大久保智明(46′-MF10:イェンス・ダヴィド・ヨアヒム・モーベリ=カールション “ダヴィド・モーベルグ”)
MF25:安居海渡
MF14:関根貴大(89′-MF35:早川隼平)
FW30:興梠慎三(59′-FW11:ホセ・カンテ・マルティネス)

曺貴裁コーチ(京都)
「浦和さんにチャンスはほとんどつくらせなかったですし、われわれにいい時間帯が長いゲームでした。
これだけの試合をして勝ち点を1も取れないのは、悔しいですね。
前半からプラン通りに入ってくれたと思いますし、もしゴールが生まれてくれれば、いい試合だったというだけじゃなくて、(指揮をとってから)3年間の中でベストゲームといえるような試合になったかもしれません。
アジアチャンピオンに対して1歩も引かず、やり切った選手たちには、昨シーズンから格段の成長が見られました。
しかし、セットプレーからという同じ形で2点を取られて結果的に負けてしまうところに、今のチームの弱さがあります。
目に見えるところか、見えないところかわかりませんが、何かが足りないんだと思います。
そして、選手たちを勝たせてやれない、勝ち点を持ってこれない監督としての自分の責任……責任という言葉で軽く済ませるわけにはいかないですが……自分の足りないところを痛感しています。
(ーー残り15分でシステムを変えて戦ったが?)
システムは大きな問題じゃなくて、自分たちが攻撃するためにどこに、誰を配置するかというだけのことです。
後半にもチャンスがありましたけれど、残念でした。
(ーーリーグ戦5連敗という結果とどう向き合い、選手を導くか?)
われわれの進んでいる道は間違っていないと思いますし、応援してくれるサポーターを喜ばせるという使命もあります。
ここで自分たちが進んでいる道をあきらめるのは誰にでもできること。
僕自身、覚悟を背負って、またあしたからやっていきたいです」

ゴールへのミッシングピース

川崎戦に続いて、5月2度目の現地観戦。
そして敗戦(¦3[_]
荻原がピッチを去るときに曺さんと握手したシーン、後半アピのシュートが外れて曺さんが寝っ転がって悔しがるシーンを生でみられたから、まぁいいか(笑)。

しっかし、本当にゴールが遠い遠い遠い。
終始押し気味に試合は進めていたけれど、とはいえ、決定的なシュートはパトリックのクロスから豊川のヘッドだろうか。

リーグ戦4連敗からの、ルヴァンカップで勝利で、きょうの先発はルヴァンで使われたメンバーが多く起用された。
特筆すべきはアクセル(=サイドバック)のポジション。
ともに身長160cm台の白井&佐藤コンビだと裏にハイボールを放り込まれて、ヘッドで競り勝てないシーンが最近多かったせいか、きょうは福田&麻田コンビで〝高さ〟を加え、まず守備を安定させようとしたのだろうか。
そして中盤は、よりボールが持てるタイプの谷内田&平戸。

先発メンバー交代のおかげか、特に右サイドは谷内田と福田がパス交換をしながら〝ポケット〟への抜け出しをし合うなど、いままでにはない形も見せてくれた。
守備でも、浦和が最終ラインが繋ごうとしてくれたおかげで、高い位置からボールを奪うことも何度かできていた。
セットプレイでの平戸のキックも可能性を感じたし。
あと足りないのは、なんだろう。
ファイナルサードでのアイデア、精度、決定力、交代で入ってくるフォーワードの層……。
あれ、数え出してみれば、結構あるな(苦笑)。
そして次節は昨シーズン、特に1巡目の対戦では結構チンチンにされた広島戦。
連敗が続く中、かんたんな相手ではないけれど、やっぱりそろそろ勝ちたいよね。

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