【J1第13節】京都サンガF.C. 0-1 セレッソ大阪

京都サンガF.C. 0-1 セレッソ大阪
日時:2023年5月14日(日)13:34KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1万2,917人/雨のち曇 18.9℃ 60%)
主審:岡部拓人
26′-京都/オウンゴール

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK1:若原智哉
DF14:白井康介(80′-DF20:福田心之助)
DF4:井上黎生人
DF3:麻田将吾
DF44:佐藤響
MF7:川﨑颯太
MF10:福岡慎平(66′-MF19:金子大毅)
MF18:松田天馬(46′-MF25:谷内田哲平)
FW23:豊川雄太
FW11:山﨑凌吾(62′-FW9:アンデルソン・パトリッキ・アギアール・オリヴェイラ “パトリック”)
FW17:木下康介(46′-FW22:一美和成)

■セレッソ大阪(4-2-2-2)
GK21:キム・ジンヒョン
DF16:毎熊晟矢
DF3:進藤亮佑
DF24:鳥海晃司
DF6:山中亮輔
MF8:香川真司(86′-MF17:鈴木徳真)
MF25:奥埜博亮
MF11:ジョルディ・クルークス(86′-MF41:中原輝)
MF19:為田大貴(72′-FW27:ジョアン・ヴィクトル・ダ・ヴィトーリア・フェルナンデス “カピシャーバ”)
FW20:加藤陸次樹(78′-DF33:西尾隆矢)
FW9:レオナルド・ヂ・ソウザ・ペレイラ “レオ・セアラ”

曺貴裁コーチ(京都)
「セレッソさんがロングボールを多用してくることは、想定していました。
その相手に対してハイプレスがかからなかったとはまったく思っていないですし、また、ハイプレスをかけることが自分たちの目的ではありません。
むしろ問題は、相手に合わせたサッカーをしてしまったことだと思います。
結果は残酷です。
きょう来てもらったサポーターには感謝と同時に、申し訳ない気持ちでいます。
ただ、Fマリノス戦の敗戦後、選手は必死で立ち上がってきたことだけは理解してもらいたいです。
最後の最後までゴールに向かいましたし、ディフェンスでも体を張って守れていたことに、進歩は見られました。
一方で、監督としてどういうやらせ方をすればよかったのか、自分としては向き合わなければならないと思っています。
(ーー後半、相手より先に選手交代をして流れを掴もうとした)
前半から、自分たちから仕掛けることはできていました。
後半カードを切ったことで、選手の特徴がより生かされるようになり、相手がマークを捕まえ切れない状況になったのは狙い通りです。
得点が取れればよかったのですが、ゴールが遠かったなと思いました。
(ーーこれで3連敗となったが)
負けるのが怖いのなら、試合をしなければいいわけです。
J1に上がって、今季は少しでも上の順位に行くということでみんなで協力してやっています。
連勝したとか連敗したとかに関わらず、次の試合で自分たちの力を全部出すということにフォーカスできるように準備をしたいと思います」

フーダニットな自殺点

あんなピンボールみたいなオウンゴール、オモシロすぎるやん(白目)。
両軍とも決定機が少ない試合で、アンラッキーな失点が明暗を分けてしまった。
これで、あえなく3連敗。
サンガスタジアム、ホームゲームで計算しても3連敗。

振り返って、きょう最大のトピックはセレッソが京都側に主導権を渡す戦い方をしてきたこと。
つまり、ある程度引いた陣形を取って、攻撃は両サイドの〝角〟を狙ったロングボールが主体。
であれば、京都はある程度ボールが持てた。
そしてミドルゾーンまでボールを運ぶことはできども、シュートまでの「絵」を描くことができなかった。
いわゆる〝ファイナルサード〟での崩しに、アイデアも精度も足りていなかったのだ。

細かく言及するなら、まず右サイド。
サイドバック・白井の攻め上がりがストロングポイントなのに、京都側の選手が渋滞してスペースがナッシング。
豊川、山﨑ふたりとも頻繁に右サイドに流れてきちゃうんだもんな。

となれば、逆の左サイドはスペース空いてくるやん。
……なんだけど、左サイドには縦に独力で仕掛けられる選手、左足でいいクロスを上げられる選手がいないんで、崩しに時間がかかる。
結果、相手ボックスの周りを右から、左からパスをぐるぐる回して、シュートまで行くチャンスが作れない。
後半、谷内田が入っていくつか縦へのキーパス、金子が入って長いサイドチェンジのボールが入って、攻撃の閉塞感は多少改善されたけど、決定機創出までは至らず。

昨年後半のような〝得点力不足〟再び到来、という感が強くなってきた。
次の試合は金曜日で準備期間がいつもより短い。
とはいえ、中盤より前、オフェンシブな選手はだいぶ入れ替わりそうだね。

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