【J1第33節】京都サンガF.C. 0-0 セレッソ大阪

京都サンガF.C. 0-0 セレッソ大阪
日時:2022年10月29日(土)15:04KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1万7,626人/晴 18.7℃ 35%)
主審:御厨貴文

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:上福元直人
DF14:白井康介
DF31:井上黎生人
DF3:麻田将吾
DF17:荻原拓也(83′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太
MF10:福岡慎平(70′-MF19:金子大毅)
MF16:武田将平
FW23:豊川雄太(78′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
FW11:山﨑凌吾(78′-MF8:荒木大吾)
FW18:松田天馬(70′-FW47:パウロ・エンリケ・ペレイラ・ダ・シウヴァ “パウリーニョ・ボイア”)

■セレッソ大阪(4-2-2-2)
GK21:キム・ジンヒョン
DF2:松田陸
DF24:鳥海晃司
DF33:西尾隆矢
DF29:舩木翔
MF17:鈴木徳真
MF25:奥埜博亮
MF16:毎熊晟矢(83′-MF41:中原輝)
MF19:為田大貴(59′-FW26:ジェアン・パトリッキ・リマ・ドス・ヘイス)
FW10:清武弘嗣(59′-FW38:北野颯太)
FW7:上門知樹(70′-FW9:アダム・ジェイク・タガート)

曺貴裁コーチ(京都)
「セレッソさんのストロング(ポイント)は練習試合なども含めてわかっていたつもりです。
その良さを出させないようにしながら、われわれの良さを出そうとゲームに挑みました。
試合終了間際は非常にスリリングで、お互い決定的なチャンスがありました。
先ほど小菊と話しましたけれど、〝ショウ〟という意味でこの関西ダービーをで盛り上げることはできたのは非常に誇りに思います。
きょう勝ち点1しか取れなかった悔しさは、最終節に持ち込みます。
アウェイの地で自分たちの〝栄冠〟をぜひ勝ち取りたいです。
(ーー小菊氏と話した内容は?)
いいゲームだったよな、と。
見た人はみんな面白かったはずだ、という話をしました。
引き分け狙いでやったわけじゃないですけれど、お互いに力を出し尽くした結果だったんじゃないかと思います。
(ーー1万7000人以上が集まったホーム最終節の雰囲気は?)
バスがスタジアムに入るとき、たくさんの応援歌を歌ってもらって、そして、この亀岡の地に僕が小さいころには考えられないほどの大きなスタジアムができて。
94分の、最後の荒木のシュートが入っていれば、ここに熱狂が生まれたでしょう。
ただ、その熱狂はあと1試合持ち越す中で、磐田さんのスタジアムで自分たちの悔しさを晴らしたいです。
きょうスタジアムに来てくれた人、DAZNで応援してくれている人、昔から京都サンガに期待をしてもらっているすべての人に、歓喜を届けたいと思います」

小菊昭雄コーチ(C大)
「まさしく死闘、激闘だった。
京都の置かれた状況、京都のスタイルをふまえて、前半は押される展開になる可能性がある。
そのことは選手たちとも戦前に共有していた。
辛抱強く耐えて、後半のゲームプランに持っていったことに、選手たちの精神的な成長を感じる」

16位=残留プレイオフ圏で最終節へ

考えられる中で、最悪ではないけど、よくないほうの結果となったホーム最終節。
湘南勝利、福岡勝利。
残留を争うチームがホームで確実に勝ち点3を積んだのに対して、京都が勝ち点1しか取れなかった。

対戦相手のセレッソはリトリートが迅速で、守備時はDF、MFの2ラインを素早く形成。
強度と守備力が高い相手に、京都は今シーズンを通しての課題ともいえる「攻撃の精度不足」を露呈してしまったな。

精度不足の原因と思われる点をいくつか……。

まず、相手守備の崩し方が不足していたこと。
相手ボックス前でボールを持つところまでは行けていたんだけど、そこから相手最終ラインを崩すまでには至らなかった。
大外のレーン、白井・荻原の突破が封じられていた中で、ウイングや中盤の選手の〝フリーランニングの質〟が足りていなかったようにも見えた。
いわゆる〝ポケット〟(ハーフスペース内で、相手ゴールに近いエリア)に走って、その選手に向けてスルーパス、浮き球のパスが送られる、みたいなシーンは皆無。

また、クロスやラストパスで味方選手にジャストに合うことも少なかった。
セレッソに比べてミドルシュートを打てる選手も少なく、また打つ場面もなかった。

ま、そんなこともあって、前半途中から攻撃が停滞してしまっていたのは事実。
後半もう少し早めに選手を交代させても良かったかもね。
あと、荒木右CBの3バックにして相手にスペースを与え、カウンターを狙うセレッソに流れを与えてしまったのも反省材料。
上福元の〝神セーブ〟、井上の顔面ブロックでなんとか助かったものの、完全に1点モノのピンチをたびたび招いてしまった。

さて、最終節はアウェイ磐田戦。
自動降格を確実に避けるには、勝ち点3をゲットするしかない。
ということは、絶対にゴールが必要になってくる。
ゴールを決めて、勝ち点を積み上げることができるか。
そのために、どの選手を先発で使って、どう戦うか。
降格が決まったとはいえ、磐田は昨シーズンから苦手にしているチーム。
厳しい戦いになることは必至だ。
とりあえず、札幌さんには清水に引き分け以上の結果を残してほしい( ー∧ー)|||~~~ ナムナム

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