京都サンガF.C. 2-0 栃木SC
日時:2021年9月25日(土)18:33KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(4,703人/曇 25.5℃ 56%)
主審:川俣秀
28′-京都/荻原拓也(左足←ウタカ)
65′-京都/宮吉拓実(ヘッド←松田)
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(60′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太
MF31:福岡慎平(75′-DF41:白井康介)
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(75′-MF33:三沢直人)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(89′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
FW4:松田天馬(89′-MF8:荒木大吾)
■栃木SC(4-2-2-2)
GK50:オビ・パウエル・オビンナ
DF33:黒﨑隼人
DF5:柳育崇
DF36:乾大知
DF49:溝渕雄志
MF14:西谷優希
MF25:佐藤祥(75′-MF41:松本凪生)
MF32:畑潤基(82′-DF20:三國ケネディエブス)
MF10:森俊貴(46′-FW29:矢野貴章)
FW31:豊田陽平(75′-MF13:松岡瑠夢)
FW34:有馬幸太郎(71′-MF23:植田啓太)
荻原拓也選手(京都)
「ゴール前へシンプルに上がっていって、ウタさんを使っていい形でボールをもらえたので、あとは落ち着いてゴールに打ち込むだけでした。
順位などいろいろ考えることはありますけど、
『今シーズン、あと12試合しかないんだ』
と思い、1試合1試合大事にしたい気持ちをもって、きょうの試合に入りました。
(――髪の色を、ゴールドに薄くパープルを入れた“サンガカラー”に変えて気合が入った?)
“サンガカラー”かはわからないですけれど(※髪の毛を触りながら)……まぁ、はい(苦笑)」
曺貴裁コーチ(京都)
「栃木さんはパワフルで、非常にタイトな戦い方をされます。
それを受けずにラインを高くキープしながら、自分たちの良さを出していこうと準備をしてきました。
選手たちはよく遂行してくれたと思いますし、誇りに思います。
正直、われわれのゲームプランではない時間帯もありました。
航海で言えば、嵐が来ているときは進まずに状況を見ていることも大事になります。
そして視界が開ければスイスイ前に進めるようにやっておくのは、サッカーにおいても同じ。
そういう点では、シーズン開幕時に比べてバタバタせずに、自分たちのリズムを貫き続けて勝つことができたと思います。
(――シュートに至るまでに、多くの選手たちが躍動していた)
得点というものが生まれるには、相手のボックス近くで誰かがアイデアを出したり、勢いのあるプレイをしたりすることがが必要です。
偶然で取れるゴールよりも、必然で取れるゴールを増やしていったほうが、選手にとって自信になります。
きょうのゴールが“必然”のものかは、賛否分かれるところはあると思いますけれど、本当によくやってくれました」
田坂和昭コーチ(栃木)
「激しい攻防の中で、できたところ、できなかったところがあって、結果としては残念ながら勝ち点が取れなかった。
できたところは、守備。
まぁ、ウタカが抑えられなかったですが……。
ウタカにプレイをさせなければ、ほぼほぼ相手をハメていたので、全体的に怖さはなかったですし、よく守っていた。
できなかったところは、攻撃で点が取れなかったこと。
(――後半、選手を変えての狙いは?)
前半よくハメていたので、ショートカウンターを狙うか、オープンに開いてクロスを入れようと考えました。
守備はハイプレスだけでなく、ブロックをつくって構えるシーンも選択して守れていたと思います」