ヴァンフォーレ甲府 3-0 京都サンガF.C.
日時:2021年9月4日(土)18:04KO
会場:山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場 “インクスタ”(2,223人/雨 22.2℃ 85%)
主審:上村篤史
32′-甲府/ウィリアン・リラ・ソウザ
68′-甲府/宮崎純真
79′-甲府/三平和司
■ヴァンフォーレ甲府(3-4-2-1)
GK1:河田晃兵
DF30:浦上仁騎
DF8:新井涼平
DF40:ホルネイケル・メンデス・マレイロス
MF17:荒木翔
MF24:山田陸
MF16:野津田岳人(84′-DF4:山本英臣)
MF2:須貝英大
FW19:宮崎純真(84′-MF6:野澤英之)
FW41:長谷川元希(64′-FW9:三平和司)
FW10:ウィリアン・リラ・ソウザ(70′-MF15:中村亮太朗)
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(71′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太
MF33:三沢直人(56′-MF8:荒木大吾)
MF16:武田将平(63′-MF11:曽根田穣)
FW4:松田天馬(63′-MF31:福岡慎平)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW7:武富孝介(46′-FW39:オリグバッジョ・イスマイラ)
伊藤彰コーチ(甲府)
「いい時間帯で先制点が取れたこと。
そして追加点がカウンターで取れたこと。
本当に素晴らしかったです。
この1週間、ラインコントロールをもう一度アグレッシブにやろうと準備をしてきました。
100%、守備の選手たちがそれをやってくれたと思います」
曺貴裁コーチ(京都)
「われわれは敗戦から学んで、今まで進んできました。
きょうは悔しい負けになりましたけれど、シンプルに言って完敗です。
甲府さんの勝ちたいという気持ちが、われれれを上回っていたのは間違いありません。
そういうチームにはクリーンシュートが決まったり、ポストにあたったボールがゴールの中に入ったりするもの。
もちろん、選手たちが手を抜いたわけではありません。
準備を含めて僕の“やらせ方”、そして采配に問題があったと自省しています。
ですから、きょうの敗戦は選手たちには責任はないと思います。
ただ、みんながピッチに立ったときに
『ここから先はサバイバルで、かんたんな試合は1試合もない』
と言ったのですが、そのことを身を持って理解したでしょう。
このままこっち(中部地方)に残って、順延になった火曜日の試合に挑みます。
選手たちと話しあって、しっかりひとつになって戦いたいと思います。
こういう敗戦のあとは、間をおかないで次の試合があることはかえってありがたい。
われわれの中に、慢心はなかったと思いますけど……。
自分たちがチャレンジャーとして相手に向かっていけなかったところは真摯に反省して、松本さんに向かっていかなければなりません。
自分たちに改善すべきことがあれば、すべて改善して試合に臨むというのがプロフェッショナルですから」
リーグ再開後初黒星
所要あってディレイでDAZN観戦。
夜遅くに敗戦を見届けると、リアルタイム以上に悲しみが募る……。
きょうは、「守から攻」の局面でのカウンタープレスが機能せず。
激しい雨で、相手に詰め寄るスピードが少し落ちてしまったことも影響したかもしれない。
一方、攻撃にじっくり時間をかける局面でも決定的な場面を創出することはできなかった。
“ハントゾーン”――ペナルティーエリア角あたりに人数を掛けて、パスandゴーでシュートまで行こうとしていたけど、守備時5バックになる甲府の隙間をなかなかつけなかったという印象だ。
甲府にナイスゴールが連発で、3失点は今季最多。
曺さんがいうように、本当に完敗としかいいようがない。
中2日での次戦、選手たちの“リバウンドメンタリティ”が見どころだね。