【J2第19節】ツエーゲン金沢 1-2 京都サンガF.C.

ツエーゲン金沢 1-2 京都サンガF.C.
日時:2021年6月19日(土)19:03KO
会場:石川県西部緑地公園陸上競技場(3,666人/曇 22.4℃ 80%)
主審:上田益也
6′-京都/三沢直人(右足ミドル)
29′-金沢/渡邊泰基
36′-京都/宮吉拓実(左足←三沢)

■ツエーゲン金沢(4-2-2-2)
GK1:後藤雅明
DF5:松田陸
DF4:石尾崚雅
DF39:庄司朋乃也
DF15:渡邊泰基(84′-DF25:高安孝幸)
MF8:藤村慶太(84′-MF22:力安祥伍)
MF6:大橋尚志
MF7:嶋田慎太郎
MF29:ホドルフォ・チト・ヂ・モラエス(60′-FW30:大谷駿斗)
FW9:丹羽詩温
FW10:瀬沼優司(75′-FW11:杉浦恭平)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(78′-DF5:黒木恭平)
MF24:川﨑颯太
MF33:三沢直人(88′-MF32:上月壮一郎)
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(62′-DF41:白井康介)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(78′-FW20:李忠成)
FW4:松田天馬

宮吉拓実選手(京都)
「ゴールシーンは(三沢)直人がシュートを打ったところで、そのまま流れてくるか、キーパーが弾くことを予想して動き出しました。
うまく、プッシュできて良かったです。
きょうは、スタートの選手、サブの選手、京都に残ってトレーニングしていた選手含め、チーム全員で90分戦った結果の勝利。
自分自身としては久々の試合で動ききれない部分もあったので、また次に向けていい準備ができればなと思います」

曺貴裁コーチ(京都)
「チームの中に、引き分けが続いたことによる停滞感はありませんでした。
ただ勝てていないことで、選手たちにはどうしても勝ちたいという思いがあったでしょう。
ミヤ(宮吉)がゴールを取ったり、交代で入った選手が4人とも素晴らしかったり、われわれの総合力を見せることができました。
金沢が非常にハードに戦ってきて苦しめられた中で、最後は無骨でしたけど、勝ち点3を勝ち取った選手たちを誇りに思います。
もちろん3点目、4点目が取れればもう少し楽な展開になったはずですが、サッカーはそんなに甘いものではありません。
ただ、われわれは後ろに下がって失点を少なくするより、“前への攻撃の矢印”を常にもってやっていきたい。
そうすることで裏返されたり、うまくいかないこともあるでしょうが、一喜一憂せずに続けることが大事だし、きょうまた新たな一歩を進められたと思っています」

柳下正明コーチ(金沢)
「90分間、攻守にわたってたくさんいいプレイは見られた。
でも勝ち点3が取れなかったということは、細かなところに足りない部分があるから。
負けたくないだとか勝ちたいとか、そういう気持ちがあれば、最後のプレイが変わってくるはずなんだけども、ね?
そういうのが変わってない選手もいるので……。
うん、もっともっと成長していかないと、勝ち点3を取り続けるというのは難しい。
(――きょうの攻撃面での狙いは?)
向こう(京都)も(前に)出てくるんで、奪ったときはたくさんスペースがあるから、カウンター、あるいはディフェンスラインの背後を、狙いをもっていっていたけれども。
カウンターに関しては、向こうも戻りが早いし、ウチの難しいパスでミスしていた部分もある。
ただ、相手陣地に押し込んだときには落ち着いてボールを動かしてチャンスはつくっていた。
そのあたりは成長しているのかなぁとは思います、はい」

ヤンキー母校に帰る

西部緑地公園での「ツッパリナイト」でタイマン勝利!
しかしオーラス、杉浦のシュートがゴールに入らなかったことを含め、苦戦したもの事実。
金沢、マジ半端なかった。

苦しんだ要因としては、京都の前からのプレッシングがうまくはまらなかったことがあったように思う。
「第一プレッシャーライン」である3トップの寄せを金沢がうまく回避すると、中盤は「京都3vs金沢4」で数的有利をつくられていた。
特に京都の右サイドに関しては、やすやすと最終ラインまでボールを運ばれる。
ここらへんはヤンツーさんがうまく準備をしてきたのか、あるいは、久しぶり先発の「宮吉&三沢」コンビの連携がまだとれていなかったせいか。
しかしこのふたりが得点しているのだから、サッカーってホント不思議なものだなぁと。
ウタさんがちょっと身体重めだった中で、よくゴールを決めてくれた。

一方、好材料として挙げられるのは、途中交代で入った白井のキレが良かったことかなと。
今シーズン、あれだけ1対1で勝負するシーンをつくれた選手はいなかった。
特に夏場、運動量が落ちやすい後半に投入すれば、かなりの見せ場をつくってくれそうな予感が漂うね。

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