京都サンガF.C. 1-0 水戸ホーリーホック
日時:2021年5月16日(日)14:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(3,654人/曇 21.3℃ 78%)
主審:田中玲匡
24′-京都/福岡慎平(右足←飯田)
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(72′-DF6:本多勇喜)
MF24:川﨑颯太(89′-MF7:武富孝介)
MF31:福岡慎平(89′-DF46:森脇良太)
MF16:武田将平
FW14:中川寛斗(72′-MF11:曽根田穣)
FW20:李忠成(55′-MF8:荒木大吾)
FW4:松田天馬
■水戸ホーリーホック(3-1-4-2)
GK16:牲川歩見
DF2:住吉ジェラニレショーン
DF43:鈴木喜丈(75′-MF17:新里涼)
DF4:ジェファーソン・デイヴィッド・タビナス “タビナス・ジェファーソン”
MF6:平野佑一
MF19:村田航一(63′-FW7:山根永遠)
MF15:奥田晃也
MF23:温井駿斗(54′-DF3:大崎航詩)
MF8:森勇人(54′-MF14:松崎快)
FW20:ブラウンノア賢信(46′-FW11:安藤瑞季)
FW9:中山仁斗
福岡慎平選手(京都)
「アップのときからサポーターがいるだけで気持ちが入りました。
自分も千葉戦からボールを取れていなかったんで、決めきれて良かったです。
得点シーンは練習通り。
チュンくん(李忠成)がスルーするのも感じていたので、しっかり当ててゴールに流し込みました。
天くん(松田天馬)とポジションを変えたりして、ちょうどそのときボールが来たので『持ってるな』って思ってます(笑)。
水戸さんも本当に球際激しく来て、前半から自分たちのリズムでできない時間もありました。
しっかり踏ん張って、みんなでゴール前、体を張って、1点取って守りきれたということは、チームにとっても自分にとっても自信になります。
次は新潟戦ですけど、しっかりいい準備をして、自分たちのサッカーをして勝ち点3を狙っていきたいと思います」
曺貴裁コーチ(京都)
「う〜ん、まぁ……(沈思黙考)……。
フットボールって、どんな試合においても完璧なものはないと思います。
選手全員できょうの試合に向けてやってきたということでいうと、最後の本多のシュートブロックとかが一番典型的なシーン。
僕は何もしていないですけど、あいつらが勝つために真剣にやってくれて、選手たちを本当に誇りに思いますし……、まぁ……言葉がないですね、はい。
(――久しぶりにサポーターの前での試合になったことについて)
きょう午前にウェンブリーでのチェルシー対レスター、レスターが52年ぶりに決勝に行って初優勝した試合を見ました。
ウェンブリーは2万人ぐらいしか入っていなかったですけど、われわれも収容人数がコロナ禍で限られている中で、パーセンテージでウェンブリーと同じぐらいのお客さんに来てもらえる。
レスターの選手がサポーターと喜んでいる姿を見て、同じように京都のサポーターにもぜひ喜んでもらいたいなと思っていました。
そうなったかはわからないですけれど、選手たちは覚悟をもって戦ってくれました。
(――福岡を前線にポジションチェンジして、狙い通りだったか?)
結果的には狙い通りでしたが、偶然もあります。
選手たちが向かう方向をまっすぐ揃えたことで、生まれた得点だと思います。
シーズンはまだ3分の1が終わったばかりですし、もっともっと成長しなければ。
次は(アウェイ新潟戦)京都からのサポーターは現地に向かえないと聞いていますし、ビッグスワンという新潟さんの聖地の中で、われわれが相手にどれだけ向かっていけるかというのがシンプルに鍵となると思いますので、あしたからまたしっかり準備をしていきます」
秋葉忠宏コーチ(水戸)
「選手たちは気持ちを込めながら最後までファイトしましたし、ゴールをめざしましたし、すばらしいゲームをしてくれたました。
だからこそ、勝ち点3を引き出すだけの腕が僕にあれば、選手たちはもっと報われたんだろうと思います。
京都さんは2列めからもランニングしてくるので、5バック気味にして、人数をかけながら前向きに守備をして、そしてカウンターに行こう狙っていました。
失点シーンだけ、背後からのランニングに対して付いていけなかったし、その1回を見逃してもらえなかった。
決してかんたんなシュートではなかったですし、クオリティの高さを感じました。
また全員で同じ方向を向いて、しっかりトレーニングをしていきたいと思います」