京都サンガF.C. 3-2 愛媛FC
日時:2021年5月1日(土)14:03KO ※雷雨のため、後半開始50分遅延
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(0人/晴一時雷のち曇 22.5℃ 54%) ※リモートマッチ=新型コロナウイルス感染予防対策のため、無観客での試合開催
主審:柿沼亨
5′-京都/宮吉拓実(左足)
40′-京都/松田天馬(右足←武田)
45+3′-愛媛/川村拓夢
76′-京都/ヨルディ・バイス(右足)
79′-愛媛/藤本佳希
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF19:麻田将吾
DF17:荻原拓也(83′-DF41:白井康介)
MF24:川﨑颯太(64′-MF8:荒木大吾)
MF31:福岡慎平(46′-MF33:三沢直人)
MF16:武田将平
FW13:宮吉拓実(89′-DF46:森脇良太)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(89′-FW20:李忠成)
MF4:松田天馬
■愛媛FC(4-1-3-2)
GK37:秋元陽太
DF20:茂木力也
DF3:西岡大志
DF4:池田樹雷人
DF5:前野貴徳(91′-DF39:内田健太)
MF16:田中裕人(78′-MF11:近藤貴司)
MF6:小暮大器(46′-MF13:岩井柊弥)
MF41:森谷賢太郎
MF8:川村拓夢
FW10:藤本佳希
FW14:吉田眞紀人(86′-FW38:唐山翔自)
宮吉拓実選手(京都)
「ボク個人がゴールが取れていることもうれしいですが、チームが勝ち点3を取り続けられていることが何よりうれしいです。
1試合でも早くここ(サンガスタジアム)で決めたいという気持ちがありました。
ファン、サポーターの皆さんがいないのは残念なので、たくさんの方がこのスタジアムに来ていただいたときにまたゴールを決めたいと思います」
曺貴裁コーチ(京都)
「先に取れた2点はエキサイティングで素晴らしいゴールでしたけれど、その後の時間帯で少し相手にスキを与えてしまいました。
3点目を取った後のフリーキックの守備も含めて、勝ったものの反省と課題が残る試合だったと思います。
まだまだ自分たちはやらなければいけないことがあるな、と感じました。
ただ、連勝している6試合目というプレッシャーが選手にはあったでしょう。
その中で、最後に出た森脇と忠成の“クローズの力”も含めてチーム全体で勝利することができました。
(――雷雨でハーフタイムに中断時間があったが?)
1点を取られた直後だったので、難しい時間というよりは冷静になれる時間でした。
(リモートマッチとなって)『お客さんはここに来られないけど、いつも以上の熱でやっていこう』と言ってきたので、選手たちはよく頑張ってくれたと思います」
實好礼忠コーチ(愛媛)
「はい、あ〜、立ち上がりのとこ……京都サンガの勢い……このスタジアムの勢いに(苦笑)、ちょっと呑まれたところが多少あったかなと、思いますけど。
それ以降は、みんなが声出し合って、助け合って、すごく戦ってくれました。
(――雷雨でハーフタイムが伸びて難しさがあった?)
選手たちがココっていうときにいろんな声を出し合いながら〜、まぁリスタートっていう感じで入ってくれて。
うん、すごく入りも良くて。
なんとか良い、かっ……結果に結びつけたかったですけど、はい(苦笑)。
(――きょうの試合で得た手応えは?)
そうですね、この最近戦えるってところが、自分たちがやれるってところが、すごく実感・体感できていますし。
あとすごく良いトレーニングをやっているので、う〜ん……本当に継続して、やっていければ〜……、うん!……と、思います。
(――サポーターに向けて)
う〜ん、残念な結果でしたけど〜、戦う姿勢はすごく見せられたと思いますし……、うん! また(一緒に)喜べるように努力していきたいです」
“勝って兜”の6連勝(8年ぶり)
カジュアルスーツ姿でカッコよくなった實好さん、インタビューは変わらずカミカミで懐かしくなった笑
しかし、愛媛はシーズン開幕当初にやっていたサッカーからだいぶ変わってた。
和泉茂徳氏時代は「中途ハンバな4-4-2」という感じ。
ところがきょうの愛媛は前線から強くプレッシング、攻撃時はトライアングルを作ってダイレクトパスを交えたポジショナルプレーが軸。
もし京都を指揮しているときウタカがおらず、若い選手たちが中心だったら、こんなサッカーをしていたのかなぁと思ったりした。
そんな愛媛相手に苦戦しながらも…。
相手に当たったボールを抜け目なく流し込んだ宮吉の先制点といい、おなじく相手にあたってこぼれてきたボールをプッシュしたバイスの3点目といい、運も味方してくれたと思う。
これで6連勝。
2013年以来って、大木さんのころか。
最後、旧国立競技場で徳島と昇格プレイオフを戦い、負けてしまったシーズン。
思えば、あの年が降格後、もっとも「J1に近づいた」瞬間だったかもしれない。
あれから8年か…(遠い目)。