大宮アルディージャ 1-2 京都サンガF.C.
日時:2021年3月24日(水)19:03KO
会場:さいたま市大宮公園サッカー場“ナクスタ”(2,531人/晴 14.1℃ 53%)
主審:高山啓義
(中断前)18′-京都/武富孝介
44′-大宮/ネルミン・ハスキッチ
85′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(pen.)
■大宮アルディージャ(4-2-2-2)
GK31:上田智輝
DF8:馬渡和彰
DF24:西村慧祐
DF20:櫛引一紀
DF22:翁長聖
MF4:松本大弥(85′-MF26:小島幹敏)
MF7:三門雄大
MF37:松田詠太郎(85′-MF10:黒川淳史)
MF34:佐相壱明(59′-MF48:柴山昌也)
FW27:中野誠也
FW17:ネルミン・ハスキッチ(67′-FW23:矢島輝一)
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK34:若原智哉
DF2:飯田貴敬
DF23:ヨルディ・バイス
DF6:本多勇喜
DF17:荻原拓也(46′-DF41:白井康介)
MF24:川﨑颯太(62′-MF33:三沢直人)
MF31:福岡慎平(90′-FW20:李忠成)
MF4:松田天馬
FW13:宮吉拓実(62′-MF29:中野克哉)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
FW7:武富孝介(78′-DF19:麻田将吾)
ピーター・マドゥアブチ・ウタカ選手(京都)
「いやぁ、難しいPKだったね。
蹴る方向を決めていたんだけど、まさにその方向にキーパーが動いたので、とっさに変えたのさ。
決まってよかったよ。
(今季、“ウタカ・メーター”何ゴールまで進める?)
そうだね、とにかく動かし続けるさ(笑)。
ただ、きょうは自分がゴールを決めたことより、難しい展開で勝ち点3を取れたことを喜びたいな。
磐田戦で敗れたあと、チーム全体でやるべきことはやってきた。
自信を取り戻せた一戦になったんだ」
曺貴裁コーチ(京都)
「1-0でスタートするというのはボク自身も、チームにとっても初めての状況。
『難しい試合になるな』と最初から予想はできたんですけど、前半の終わりに1点を取られて、自分たちの目が覚めました。
後半、最後ウタカがPKをとって決めましたけど、ベンチから交代で入った選手も含めてチーム全員で勝ち取った勝利だと非常にうれしく思います。
(――2日前、磐田戦では選手の入れ替えをしなかったが?)
先の試合というよりは『目の前の試合をどう戦えるか?』を考えて、その中でサンガタウンでの競争に勝った選手がピッチに立つべき。
そうすることでしか、選手たちは成長できません。
もちろん、いまここに来られてない中にもいい選手、準備できている選手はたくさんいます。
きょうが終わって、あしたからまたサンガタウンで競争して、勝った選手が秋田戦に向かっていく。
次の次の試合を見越すというよりは、目の前のことをちゃんとクリアしていかないと、その先にある山の頂は見えません。
(――曺監督といえば縦に速いサッカーと言われていたが、いま京都でいちばん大切にしていることは?)
縦に速いサッカーと形容されているかはよくわかりませんけど(苦笑)。
試合を重ねるごとに選手が、ボールを持っているときも持っていないときも自信をもっていけるような、そういうサッカーを披露していきたいと思います。
ボクがどうこうというよりも、現代サッカーにおける大事なことをチームの中に落とし込んで、いまいる選手が躍動できるようなやり方をこれからもしていきたい。
(――人数をかけて選手を前に出すことによるサイドの空いたスペース、リスクとのバランスについては?)
そこは戦術的な狙いどころではあったんですけれど、この前に磐田戦で出た課題をきょうは全員が遂行してくれました。
人数をかけるだけがサッカーじゃなくて、その裏返しのところもチームとして向き合っていかなければいけない。
リスクを冒すということは失点との裏返しではない、得点とつがなっているんだと考えるとチームじゃないといけない。
選手たちの判断を尊重して、チームとしてもっともっと強くなりたいなと思います」
岩瀬健コーチ(大宮)
「残念で悔しい結果です。
相手が出てくるスペースは想定していて狙っていましたけれど、そこにもっと数多く人とボールが入っていくようにしたかった。
失点シーンはすごく簡単にやられてしまった、修正しないといけないと思っています」