京都サンガF.C. 1-1 ヴァンフォーレ甲府
日時:2020年11月25日(水)19:03KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1,616人/晴 8.2℃ 85%)
主審:池内明彦
64′-甲府/ラファエウ・マルケス・マリアーノ
79′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(左足)
■京都サンガF.C.(3-4-2-1)
GK21:清水圭介
DF16:安藤淳(71′-DF25:上夷克典)
DF23:ヨルディ・バイス
DF6:本多勇喜
MF2:飯田貴敬
MF31:福岡慎平(71′-FW13:宮吉拓実)
MF10:庄司悦大
MF28:冨田康平
MF8:荒木大吾(46′-MF11:曽根田穣)
MF15:仙頭啓矢(88′-MF22:谷内田哲平)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ
■ヴァンフォーレ甲府(3-4-2-1)
GK1:河田晃兵
DF5:今津佑太
DF4:山本英臣
DF40:ホウネイケル・メンデス・マレイロス
MF27:小林岩魚(79′-DF3:小柳達司)
MF15:中村亮太朗(71′-MF21:荒木翔)
MF14:武田将平
MF39:内田健太(88′-FW44:ハーフナー・マイク)
MF16:松田力
MF7:中山陸(71′-FW19:宮崎純真)
FW9:ラファエウ・マルケス・マリアーノ(79′-FW17:金園英学)
ピーター・マドゥアブチ・ウタカ選手(京都)
「はぁ……すごく難しいゲームだったよね。
お互い決勝点を取るチャンスはあったけど、両キーパーがともにグッドジョブだった。
キャリアハイのゴール数?
確かにそうだけど、達成感はないかな。
自分は、常にハングリーさと謙虚さを持ち続けてたいんだ。
きょうで昇格がなくなったことは、残念でならない。
だけど、まだシーズンは続くし、残りのゲームもベストを尽くすさ。
ことしうまく行かなかったことを来年に向けて修正する、その準備期間にしなくちゃいけないよね」
實好礼忠コーチ(京都)
「うーん、まぁ……お互い攻め合いながら……うん、悔しい感じです。
本当にね、うーん……ゴールに向かってアグレッシブにやって、同点にしてくれた。
(この結果で昇格がなくなったが?)
うーん、まぁ……どういう気持ちか……いま表現はできないですね。
ただ、選手たちはしっかり出し切ってくれました。
残りの試合も、勝つために準備をしてやっていくだけですね、はい」
伊藤彰コーチ(甲府)
「先制点をとったあとのカウンターは、軽率なプレイもあったしスキがあった。
ウタカは90分間死んでいても、1本で決められる選手。
アラートが足りなかったと思う。
最後、オープンプレイになってどっちが取ってもおかしくないゲームになった。
その中で、勝ち点1しか取れなかったことは残念。
しかし可能性がある限りは、昇格に向けて勝ち続ける思いで臨まなくてはならない。
メンタルの部分を立て直して、次の試合に挑みたいです」
昇格可能性、消滅
3-4-2-1のミラーゲームになった一戦。
守備面、前からプレスするメカニズム。
攻撃面、特にファイナルサードの崩し方、ダイレクトパスでシュートに持っていくパターン。
どちらも、甲府のほうが“デザイン”されている、トレーニングの結果が出ていると感じられた。
対する京都は、どうしても攻撃は個人任せ。
守備は引きすぎで、ボールを後追いする感。
清水の好守、本多&ウタカでワンチャンスを決めてくれたおかげで、なんとか同点にはできた。
“監督力”の違いはたしかにあったように思った。
次の試合、どういうスタメンで戦うか。
若手に切り替えるか、どうするのかな?