【J2第21節】京都サンガF.C. 3-2 栃木SC

京都サンガF.C. 3-2 栃木SC
日時:2020年9月23日(水)18:33KO
会場:京都府立京都スタジアム “サンガS”(1,797人/曇 23.9℃ 67%)
主審:世界の西村雄一
31′-栃木/明本考浩
43′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(←野田)
76′-京都/福岡慎平(←谷内田)
80′-京都/ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(pen.)
89′-栃木/柳育崇

■京都サンガF.C.(3-1-4-2)
GK34:若原智哉
DF25:上夷克典
DF23:ヨルディ・バイス
DF6:本多勇喜(87′-DF46:森脇良太)
MF10:庄司悦大
MF2:飯田貴敬(87′-MF32:上月壮一郎)
MF31:福岡慎平
MF22:谷内田哲平(77′-MF24:川﨑颯太)
MF5:黒木恭平
FW18:野田隆之介(61′-MF8:荒木大吾)
FW9:ピーター・マドゥアブチ・ウタカ(87′-MF17:ジュニオール・シウヴァ・フェレイラ “ジュニーニョ”)

■栃木SC(4-2-2-2)
GK1:川田修平
DF15:溝渕雄志
DF4:髙杉亮太(79′-DF23:柳育崇)
DF30:田代雅也
DF6:瀬川和樹
MF25:佐藤祥(86′-MF5:岩間雄大)
MF14:西谷優希(86′-MF13:ウ・サンホ)
MF17:山本廉
MF19:大島康樹(57′-FW34:有馬幸太郎)
FW9:エスクデロ競飛王(57′-FW29:矢野貴章)
FW8:明本考浩

福岡慎平選手(京都)
「なかなかゴールを決められていなかった中で、ようやくチームの勝利に貢献できてうれしいです。
ヤッチー(谷内田)とは、練習からいいコンビでできていて。
後半も、ふたりのコンビで崩そうと話していたんです。
ヤッチーからいいボールが来て、ホント偶然なんですけど、いい感じでボールが当たってくれました。
(昨シーズン、チームメイトだったエスクデロ競飛王について)セルくんとはメールでも『バチバチやろうね』と言っていました。
相手にいると嫌だし、リスペクトできる選手です。
いまは攻撃でも守備でもチーム全体で連動できていると思います。
これからも勝ちつづていきたいですね」

實好礼忠コーチ(京都)
「いや〜、ホント〜、相手の激しいプレスを冷静に対応できた結果だと思います。
ウタカのゴールは〜もう〜、実力通りというか〜。
谷内田・慎平のところもゴールに向かってくれて、いいプレイでした。
きょうのゲームは、冷静に戦おうという部分、しっかりゴールに向かおうという部分、両方できましたね。
シーズン前半戦を振り返ると、もっともっとできたなという思いがあります。
その『できたな』という部分を、後半戦は上積みしていきたいです。
引き続き強度の高いトレーニングをして、ゲームに出していきたいなぁ〜と」

田坂和昭コーチ(栃木)
「いま把握している敗因は『ウタカを抑えられなかった』ということ。
相手が攻めているところのカウンターというのはわれわれが狙っていたところで、うまく先制点が取れた。
結果的には負けましたけれど、選手たちはしっかりと戦ってくれた。
シーズン前半戦、われわれがやるべきハードワークができつつあると思う。
残りの試合は精度を上げて、前半戦以上の勝ち点を上げていきたい」

18歳からハタチへと

未来が広がる決勝ゴール!!
ゲーム内容的に停滞しててドロー感が漂っていただけに、18歳と20歳のインサイドハーフコンビが素晴らしい結果をもたらしてくれた。

きょうの京都の攻撃、サイドのレーンでの組み立てはある程度うまいいっていた。
ただ、サイドへサイドへと「逃げていた」と言える面もあった。
中央でのくさびのパスは1本は入るけれども、そこからダイレクトのパス交換で突破しようとしても、パスの出し手・受け手の息が合わない場面がしばしば。
そんな中で2点目につながったのは、谷内田がボックス内での仕掛け。
縦へのドリブルでの仕掛けが、この日のサンガの攻撃には足りていなかった「ゴールへ向かう姿勢」だった。

ゲーム後のインタビューを読むと、ウタカが若い2人に「前に仕掛けろ」と助言していた模様。
交代で入った川﨑も、相手の背後からのプレスをフィジカルで耐えきったりしていて、若い選手の成長が著しい。
上夷も最終ラインに欠かせない存在になってきたし、シーズン当初と比べて主力選手がだいぶ様変わりしてきたなと感じさせられた一戦だった。

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