【J2第37節】京都サンガF.C. 3-0 横浜FC

京都サンガF.C. 3-0 横浜FC
日時:2019年10月19日(土)14:03KO
会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(8,350人/雨 21.8℃ 90%)
主審:佐藤隆治 “標的”
2′-京都/仙頭啓矢(右足)
22′-京都/宮吉拓実(右足←仙頭)
69′-京都/宮吉拓実(右足←モッタ)

■京都サンガF.C.(4-1-4-1)
GK21:清水圭介
DF16:安藤淳
DF17:牟田雄祐
DF6:本多勇喜
DF5:黒木恭平
MF7:ヘナン・カルヴァーリョ・モタ “レナンモッタ”(79′-MF32:上月壮一郎)
MF20:ジュニオール・シウヴァ・フェレイラ “ジュニーニョ”(59′-FW23:一美和成)
MF13:宮吉拓実
MF44:中坂勇哉(66′-MF10:庄司悦大)
MF22:小屋松知哉
FW14:仙頭啓矢

■横浜FC
GK18:南雄太
DF14:北爪健吾(46′-FW16:皆川佑介)
DF39:伊野波雅彦
DF20:カルフィン・ヨンアピン
DF3:田所諒
DF5:田代真一
MF22:松井大輔
MF40:レアンドロ・ドミンゲス・バルボーザ
MF27:中山克広(76′-FW23:斉藤光毅)
MF37:松尾佑介
FW10:アブドゥラーヒム・ラーヤブ “イバ”(69′-FW25:草野侑己)

解答は“0トップ”

試合開始早々、横浜FC北爪のクリアが小屋松にあたって、仙頭の前にボールが転がってきた。
この絶好機を決めたことで、運も転がってきたような気がした。
宮吉の2ゴールも決まって、守備陣もシャットアウト。
久しぶりの快勝!
横浜FCが前線からゴリゴリとプレスをかけてくるチーム(=京都が苦手とするチーム)ではなかった、台風の影響でミッドウィークに試合をしていて休養日が京都より少なかった――と有利なファクターはあったものの、素直にうれしい結果だ。

振り返って、きょうの先発には驚きがあった。
仙頭を前線に置いて、インナーハーフの3人は前とっかえ。
アンタッチャブルと思われていた庄司がベンチで、今季ほとんど出場機会がなかったレナンモッタがアンカー。
その前では、中坂がバイタルのところでボールを受けて、宮吉は前線に飛び出すような役回り。
仙頭と宮吉はよく位置を入れ替えていて、実質「0トップ」のようなフォーメーションだった。

で、中盤、今までの金久保、福岡、庄司のトリオだと「細かいパスを足もと、足もと」という印象が強かったのに対して、きょうは中坂がドリブルで、宮吉が飛び出しで、モッタが守備力でアピール。
それぞれが持ち味を発揮して、ダイナミックさが出ていたように思う。
実際、2点め、3点めは相手のボールを奪って縦に早く攻めたことで生まれたもの。
きょうのスタメンの選手たちの良さが出た格好だ。

3バックにしたり、4バックにしたり、2トップにしたり…。
いろいろ試行錯誤しながら、なかなかいいサッカーができていなかった昨今。
ようやく、現時点での「答え」が見つかったような手応えがあった。
次、この内容を続けられるか、が大切だな。

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