【J2第15節】京都サンガF.C. 2-0 レノファ山口FC

京都サンガF.C. 2-0 レノファ山口FC
日時:2019年5月25日(土)14:03KO
会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(7,516人/晴 34.5℃ 20%)
主審:中井敏博
34′-京都/一美和成(右足アウトサイド←CK石櫃)
85′-京都/小屋松知哉(左足ループ)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF30:石櫃洋祐
DF16:安藤淳
DF6:本多勇喜
DF5:黒木恭平
MF10:庄司悦大
MF31:福岡慎平
MF8:重廣卓也(79′-DF4:田中マルクス闘莉王)
FW14:仙頭啓矢(89′-FW19:大野耀平)
FW23:一美和成(90+1′-FW13:宮吉拓実)
FW22:小屋松知哉

■レノファ山口FC(4-1-2-3)
GK33:山田元気は京都サンガが丹精を込めて育成させていただきました
DF6:前貴之
DF2:坪井慶介
DF13:楠本卓海
DF26:川井歩
MF5:佐藤健太郎(61′-FW19:工藤壮人)
MF29:三幸秀稔
MF14:吉濱遼平
FW18:高木大輔(60′-FW7:田中パウロ淳一)
FW9:岸田和人
FW8:佐々木匠(78′-FW24:山下敬大)

Think Red, Count Five.

一美が、イブラヒモビッチかマンチーニかっていう、アクロバティック・シュートを決めた3分後。
庄司がまさかの一発レッドで退場。
37分にして、京都はひとり少ない戦いを強いられる。
折しも、34.5℃の猛暑ですよ。
きっと、後半スタミナ切れからの失点。
そして、あっけなく敗戦。
振り返れば、レッドが分岐点。
返す返すも、反省点。
…と、韻を踏みながら、
「はいはいわろすわろす」
 〃∩ ∧_∧
 ⊂⌒( ・ω・)
  \_っ⌒/⌒c
    ⌒ ⌒
と思ってたんですが!
今季の京都はひと味違った。
数的不利を感じさせないボール回しと、盤石の守備。
からの〜、小屋松の独走カウンターで山口の息の根を止めた。
ということで、ここ5戦負けなし。
依然、好調をキープしたまま、関東2連戦、わっしょい。

試合後のコメントによれば、庄司退場後は、
●両ウイングをサイドハーフに下げた「4-4-1」
●後半開始から、安藤 本多 黒木-石櫃 福岡 重廣 小屋松-仙頭-一美の「3-4-1-1」
●選手たちからの要望で「4-4-1」に戻す
●闘莉王投入で「5-3-1」
と、時間帯に応じて布陣を変更したようだ。
特に、「選手たちのほうから」っていうのがいいよね。

山口の3トップによるプレスを、2CB+GK=同数でのパス回しで対抗する京都。結果、フリーになることができた本多は、ここから左ウイングに向けて左足でロングパスを放つ
守備時の京都はCF・一美が山口のアンカー・三幸をマーク。山口のCBはパスはそこまで精度が高いわけではないので、ビルドアップは苦心していた。この日、山口で輝いていた三幸、これほどの選手がチームが決まらなくて1年浪人していたとは…

しかし、結果的に勝ったからいいとはいえ、庄司退場前は山口をほぼ圧倒していただけに、きょうは11人で90分戦っていたらどうなったか、見てみたかった気持ちもある。
きょうの山口のように、京都のポゼッション志向のサッカーに対して相手チームのやり方としては、ハイラインで中盤を圧縮してボールホルダーへ粛々とプレッシングをかけていく戦い方がある。
開幕当初の京都は、そんな相手にもパス、パス、パスで対抗してきたが、安藤&本多の2CBが固まってきてからは、ディフェンスラインからのロングボールも出るようになってきた。
前節、一美の先制点も安藤のロングボールからだったし、きょうも本多からサイドにビューンとロングパスが飛んでいた。
相手からしてみれば、地上戦だけ気にしていればよかった京都が、徐々にハイボール、ロングボールも有効的に使うようになって、対策が大変でしょうね?(暗黒微笑)

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