京都サンガF.C. 0-0 徳島ヴォルティス
日時:2019年4月28日(日)14:03KO
会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(9,333人/曇 19℃ 21%)
主審:清水勇人
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:清水圭介
DF30:石櫃洋祐
DF16:安藤淳
DF6:本多勇喜
DF5:黒木恭平
MF10:庄司悦大
MF8:重廣卓也
MF31:福岡慎平
FW14:仙頭啓矢(86′-MF11:湯澤洋介)
FW13:宮吉拓実(55′-FW23:一美和成)
FW22:小屋松知哉
■徳島ヴォルティス(4-2-2-2)
GK21:梶川裕嗣
DF2:田向泰輝
DF25:内田航平
DF3:ヨルディ・バイス
DF7:内田裕斗
MF8:岩尾憲
MF32:小西雄大
MF22:藤田征也
MF14:杉本竜士(64′-MF17:表原玄太)
FW15:岸本武流(85′-MF10:狩野健太)
FW18:佐藤晃大(46′-FW47:押谷祐樹)
平成最後のスコアレス
平成最後の帰省に合わせて!
平成最後となる京都サンガの試合を!
平成最後の聖地・西京極にて生観戦!
…いや、普段は西暦派なんで、平成何年か覚えていないんですけどね。
しっかし、ダゾーンの各試合ダイジェスト見てても、平成最後、言い過ぎでしょ。
そして、結果は平成最後にふさわしいスコアレスドロー、っていうとなんか変だぞ(笑)?
0-0ながら、両チームとも攻守の切り替えもが早く、ゴールチャンスを数多く創出した、ナイスゲームだった。
ちなみに、徳島は今季初のスコアレスドロー、無得点は2019年3月10日のホーム大宮戦以来(0-1)。
ピッチ上で繰り広げられたサッカーは、京都、徳島、結構似ていた。
パスをベースとしたポゼッション・サッカー、アバウトなロングボールは入れない。
決定力が不足しているのも、まぁ似てたけど…。
徳島は、フォワードふたり佐藤=ポスト役、岸本=裏抜け役で、佐藤には前線で起点になって、岸本はサイドに流れたところに浮き玉のパスを入れる、みたいな関係性。
岸本の精力的なランニングで、攻撃に奥行き・深さが生まれていた。
そして、左サイドバック・内田裕斗がボランチの位置にいることもしばしばあって
「黒木と同じ“SBのボランチ化”? 偶然??」
と思ってたら、意図的だったみたいだ。
リカルド・ロドリゲス・スアレス・コーチ(徳島)
http://www.vortis.jp/games/detail.php?gameid=2019042811&year=2019
Q:サイドバックの選手が時々中にポジションを取っていた理由と藤田選手がいつもより一つ前で起用した取理由は?
「サイドバックを真ん中に置いて、そこからうまく揺さぶっていこうという意図がありました。ただ揺さぶるだけではなくて、中が空いたらそこを使っていこうという意図を持っていました。 藤田選手に関しては、サイドハーフでプレーしました。守備のところで相手の左サイドの攻撃力もあるので、そこを警戒して(サイドバックに)田向選手を入れて、一つ前のポジションで藤田選手が質のいいクロスを入れられるようにという狙いでした」
で、京都と徳島の最大の違いといえば、攻撃時のスピード感。
徳島は京都よりもパス速め&長めで、サイドを相手DFを交わしきらなくてもクロスをあげてくる。
一方の京都は、石櫃が入ったけど、単純な形でのハイクロスはほぼなかった。
徳島のほうが、ゴールへの最終局面でシンプルだった、と言えばよいのか、シンプルながらも、決定的チャンスを結構、生み出せていた。
正直、Sバック席から見ていて「やられた!」と思ったシーンは4、5回あったように思う。
対して、京都はポゼッションはできても、最終局面でアイデア不足。
ペナルティーエリアの周りを迂回するようなパス交換が多く見られた。
枠を1つ残したり、途中入った湯澤がほぼ何もできなかったり、選手交代でもうちょっとなんとかできなかったかなぁーとは思うけど、徳島の決定機数の多さを考えれば、まぁ引き分けで良かったのかもしれない。
来週は三ツ沢での横浜FC戦、わーい2週連続、生観戦。