【J2第4節】京都サンガF.C. 0-1 柏レイソル

京都サンガF.C. 0-1 柏レイソル
日時:2019年3月17日(日)14:03KO
会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(6,143人/曇 11.6℃ 48%)
主審:上村篤史
90+3分-柏/鎌田次郎

■京都サンガF.C.(3-3-3-1)
GK21:清水圭介
DF25:上夷克典
DF4:田中マルクス闘莉王
DF6:本多勇喜
MF31:福岡慎平
MF10:庄司悦大
MF5:黒木恭平
MF29:中野克哉(88分-MF7:ヘナン・カルヴァーリョ・モタ “レナン・モッタ”)
MF8:重廣卓也
MF22:小屋松知哉(88分-MF20:ジュニオール・シウヴァ・フェレイラ “ジュニーニョ”)
FW13:宮吉拓実(88分-FW39:エスクデロ競飛王)

■柏レイソル(4-2-3-1)
GK23:中村航輔
DF13:小池龍太
DF15:染谷悠太
DF2:鎌田次郎
DF4:古賀太陽
MF35:ヒシャルヂソン・フェルナンデス・ドス・サントス
MF7:大谷秀和(79分-MF5:小林祐介)
MF18:瀬川祐輔(90分-MF19:ガブリエウ・サンターナ・ピント)
MF17:手塚康平(57分-FW10:江坂任)
MF38:菊池大介
FW9:クリスチアーノ・ダ・シウヴァ “クリスティアーノ”

https://twitter.com/sangafc/status/1107226951800909826

見せつけられた現実

今季初黒星。
お互いポゼッションはするものの、相手守備陣を崩したシーンは少なかった。
決定機といえば、
・柏⇒32分、クリスチアーノが闘莉王のボールをかっさらってキーパーとの1対1を“宇宙開発”
67分、小池の右サイドからシンプルなクロスを、クリスチアーノが闘莉王に競り勝ってヘッドもクロスバー
・京都⇒56分、重廣のヘッドの落としから裏に抜けた福岡右足シュートも、ポストの左に
ぐらいじゃないかなって。
失点のシーンは、ファウルを与えたのが非常にもったいなかった。
下記の映像で見ればわかるように、相手は完全にファイル狙い=「倒れる姿勢」でボールを叩いていた。そこから抜け出される心配はナッシングだったし、黒木選手はそこまで強く当たらなくてもよかったのかな〜って。
そのFKでロスタイムにゴールを決めた、柏の底力にやられたという一戦だった。
3連勝でちょっと浮かれていたけど、今の実力、現実を見つめ直さないといけない。

柏・小池はファイルをもらいにきていた。オーバーアクションで転倒

前節に続き3バックを敷いた京都。
最終ラインからのビルドアップ時は、柏1トップVS京都3CBで圧倒的に数的有利。
そのため、右の上夷(※ときどき入れる縦パスは出色のでき!)、左の本多が積極的に攻撃参加していた。
湘南やミシャ時代の浦和だったらCBは大外のレーンを駆け上がるけど、このふたりはインナーラップ中心だったのが面白いところ。
ただ、最終ラインからボールは持てども、ファイナルサードまでなかなかボールを運べない。
その理由のひとつとしては、4-3-3のときより中野、小屋松の攻撃時のポジションが低くなって、相手の守備陣を外に“広げられなかった”ことがある。
4-3-3を採用していた1節、2節は中野、小屋松が高い位置でボールを受けて、そこからドリブルで勝負にいくシーンもあったが、今節では2人それぞれ1回ぐらいあったかなっていう感じ。
その半面、守備は格段に安定した=相手に攻撃の形を作らせなかったのも事実だ。
それもJ1からの降格チームである柏相手でも、というのは評価できるのかな。
今後も、攻撃か守備かどっちを優先するかの判断、および相手のFWの人数で、最終ラインの形は変えていくのだろう。

京都最終ラインからのビルドアップ。小屋松が下がってきて黒木とポジションが重なり気味

で、次節は、極端なハイラインハイプレスで知られる千葉。
「ハイプレス」と「ハイポゼッション」、うーん“ホコタテ”みたいでかっこいいぞ笑。
千葉は不調だけど、いまの京都のやり方だと意外と苦戦しそうな予感もある。
久しぶりのフクアリ、京都がどんなサッカーを展開するか?
生で確認してみたいと思います。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください