京都サンガ 1-1 ジェフユナイテッド市原・千葉
◇日時:2016年5月7日(土)16:00キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(5529人/晴のち曇 21.8℃ 69%)
◇主審:岡部拓人
75分-京都/堀米勇輝(左足←エスクデロ)
90+4分-市・千/近藤直也
京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:菅野孝憲
DF30:石櫃洋祐
DF2:菅沼駿哉
DF26:下畠翔吾
DF6:本多勇喜
MF22:佐藤健太郎
MF8:アンドレイ・ジロット
MF11:堀米勇輝(78分-MF25:國領一平)
MF14:山瀬功治(90+2分-MF5:岩沼俊介)
FW10:エスクデロ競飛王
FW17:有田光希(46分-FW16:イ・ヨンジェ)
ジェフユナイテッド市原・千葉(4-2-3-1)
GK23:佐藤優也
DF5:多々良敦斗(78分-FW32:菅嶋弘希)
DF3:近藤直也
DF24:イ・ジュヨン
DF27:阿部翔平
MF20:若狭大志
MF10:長澤和輝
MF18:吉田眞紀人
MF14:町田也真人(65分-MF8:井出遥也)
MF4:北爪健吾
FW11:船山貴之(81分-FW9:エウトン・ホドリゲス・ブランドン)
▼連休最後の塩試合
このゲームは、見ていてかなり退屈だった。
というのも、両チームともにリトリートしての守備意識が高い一方、攻撃は人数とリスクをかけないカウンターが中心。
なので、守る側が守備陣形を整えて「さあ、こい」と守っているところに、攻撃陣が攻めあぐねるという時間帯が続いたからだ。
両チームがお互い昇格ゾーンに入れていない現状も、さもありなんという試合内容。
で、どっちが優勢だったかといえば、千葉。
京都に関しては、攻撃でエスクデロが懐深いキープをして時間を作らないと、味方選手があがってこない…そんな状況が続いた。
相当、もっさりしてた。
そして、両サイドバックがあがっても、相手も守りを固めているので手詰まり。
真ん中でダイレクトパスの交換で相手をかわそうにも、そのほとんどがミス。
唯一の得点は、堀米のキープから、エスクデロが珍しくもダイアゴナルにフリーラン、そこへへスルーパスが通ったことで生まれた。
ただ、他の時間帯では、なかなかそういったシュートに結びつくような、選手間の連動、およびオフ・ザ・ボールの動きは少なかった。
アディショナルタイムの失点は…。
菅野がここ数試合、何度も決定的ピンチをしのいでくれていたから、まぁ仕方ないか〜という感じ。
しいて言えば、高さのある選手をベンチに入れていなかったため起こった悲劇かもしれない。
最後相手がパワープレイで来ているのに、最後の選手交代が山瀬→岩沼しか、打つ手がなかったのはちょっと辛かった。
石丸サッカー=バランスとポジショニング重視の、守備ベースサッカー、というのが就任後、ここまでの印象。
ちょっとレトロな匂いがするというか、良くも悪くも「最低でも0-0」狙いのサッカーというか。
で、幸いのこのGW中の3連戦は、先制点が取れていたから黒星ナシで済んだ。
ただ徳島戦のように、相手に先制されると、攻撃面で戦術的に錬られていないので、厳しくなるという。
今後も、このゲームのような「塩試合」が多くなりそうだ。