セレッソ大阪 0-2 京都サンガ
◇日時:2016年4月29日(金)16:00キックオフ
◇会場:大阪府長居球技場 “金スタ”(1万4883人/晴 17℃ 38%)
◇主審:井上知大
8分-京都/アンドレイ・ジロット(右足←CK:堀米)
48分-京都/本多勇喜(ヘッド←CK:堀米)
※57分-C大阪/ヒカルド・エンリケ・ダ・シウヴァ・ドス・サントスPK失敗(菅野がセーブ)
セレッソ大阪(4-2-3-1)
GK21:キム・ジンヒョン
DF15:松田陸
DF3:茂庭照幸(78分-DF5:田中裕介)
DF23:山下達也
DF14:丸橋祐介
MF24:山村和也
MF6:エリアス・バルボサ・デ・ソウザ(68分-MF2:扇原貴宏)
MF7:関口訓充(52分-FW11:ヒカルド・エンリケ・ダ・シウヴァ・ドス・サントス)
MF8:柿谷曜一朗
MF10:ブルーノ・ヘボリ・メネジュウ “ブルーノ・メネゲウ”
FW9:杉本健勇
京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:菅野孝憲
DF30:石櫃洋祐
DF2:菅沼駿哉
DF26:下畠翔吾
DF6:本多勇喜
MF22:佐藤健太郎
MF8:アンドレイ・ジロット
MF11:堀米勇輝(87分-MF25:國領一平)
MF14:山瀬功治
FW9:ダニエウ・サントス・シウヴァ “ダニエウ・ロビーニョ”(68分-FW10:エスクデロ競飛王)
FW16:イ・ヨンジェ(78分-FW17:有田光希)
▼晩春、サクラ、散らす
“格上”セレッソ大阪を相手に、守備的な戦いで挑み、そしてセットプレイ(CK)でゴールして勝利。
流れの中で得点の匂いが感じられなかった中で、最高の結果を得られた。
きょうの京都の戦い方を見て想起されたのは、モウリーニョ時代のインテル、あるいは、レスター。
相手にボールを持たれたら――。
ディフェンスとミッドフィルダーですばやく2ラインを作って、その間をコンパクトに。
フォワードもセンターライン近辺まで下がって、パスコースを切ることを心がけていた。
チーム全体として、ボールを“刈り取る”ような動きではなく、相手を“待つ”守り方。
いわば、ゴールラインの前に“バスを置く”みたいな。
それが、きょうのセレッソ相手には功を奏した格好かな。
ただ、このサッカーでこのまま勝ち続けられるか?といえば、う〜ん…。
そういえば、去年の天皇杯、川崎フロンターレ相手にも“待つ”守り方をしたけど、あのときは虐殺された。
あのときの川崎は、あせらずにボールを回しつつ…選手のフリーランニングでスペースを作り、そして“急所をつく”ラストパスを出してきた。
ま、そこまでのクオリティのチームはJ2にはいないから、取り越し苦労かもしれないけれど。