京都サンガ 1-1 カターレ富山
◇日時:2014年11月9日(日) 13.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(3680人/曇のち雨 17.8℃ 76%)
◇主審:河合英治
83分-京都/山瀬功治
88分-富山/秋本倫孝
京都サンガ(4-2-3-1)
GK21:オ・スンフン
DF30:石櫃洋祐
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸(75分-MF14:山瀬功治)
MF19:田森大己(62分-FW9:三平和司)
MF7:駒井善成
MF25:伊藤優汰(86分-MF8:横谷繁)
MF10:工藤浩平
MF11:ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス
FW31:大黒将志
カターレ富山(3-1-4-2)
GK1:飯田健巳
DF4:平出涼
DF5:秋本倫孝
DF40:パク・テホン
MF8:大西容平
MF39:前貴之
MF14:井澤惇(60分-MF13:キム・ヨングン)
MF9:白崎凌兵
MF6:内田健太
FW17:木本敬介(61分-MF7:朝日大輔)
FW10:苔口卓也(75分-MF26:大山俊輔)
▼何度目の”人災”か
磐田戦では交代で入った磐瀬のファウルで取られたFKから、ロスタイム失点。
きょうは交代で入った横谷のファウルで取られたFKから、終了間際失点。
まさに「なんだかなー」と言いたくなる終盤の脆さで、今季はほぼ終了となった。
毎試合毎試合、こうもあっさり失点してしまうのは、もちろん「個の力」としての守備力に問題があるのは確かだろう。
ただ、それ以上に川勝コーチの選手交代策の拙さに問題があるのではないかと。
強く言ってしまえば、マネジメントエラーではないかと。
きょうもスリーバックにして前に人数をかけてやっと点が取れたのだから、守備の人を入れるのは正攻法だろう。
しかし、なぜその「駒」が横谷…。
正直きょうの富山にはほぼシュートを打たせず、ちょっと危なかったのは放り込みとサイドからの仕掛けぐらいなものだった。
そんな状況で駒井の左サイドへの移行、横谷のボランチ起用というのは、打つ手として疑問を覚えた。
また試合後、「第一ボランチは田森しかいないからー」(川勝コーチ)という評論家的なコメントが飛び出したりしたのも不可解。
ここ最近にチーム入りしたわけでもないし、バヤリッツァや内野をアンカーで使う「プランB」を考えてなかったのは、指揮官の責任でもある。
やっぱこの人は、自分がやりたいサッカーの「型」(4-5-1でのコンパクトサッカー)があって、それに選手を当てはめるタイプなのかなと思ったりした。
だから、東京ヴェルディ時代、過去の教え子を集めたりしたのかと。
そう考えると、ユース上がりに才能を秘めた選手が多い今の京都にとって、そういう選手を伸ばすためには、川勝さんじゃない人が来季指揮を取るのが望ましいだろう、という結論を抱かざるをえない。
もし来季も契約を延長してしまったら、菊岡選手とかを札幌から取って来かねない(もちろん菊岡選手が悪い選手というのではなく、そのポジションにに移籍選手を使うなら若手を育ててほしい)。
ま、スカパーでセリエAとCLで解説をしているときは、じっくり聞かせてもらいますから…。
(以上テレビ生観戦)