京都サンガ 1-0 東京ヴェルディ
◇日時:2014年6月7日(土)14.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(6942人/曇のち晴 25.6℃ 76%)
◇主審:上田益也
87分-京都/三平和司
京都サンガF.C.(4-1-2-1-2)
GK21:オ・スンフン
DF30:石櫃洋祐(17分-DF3:比嘉祐介)
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF19:田森大己(80分-MF8:横谷繁)
MF15:中山博貴
MF10:工藤浩平
MF14:山瀬功治
FW31:大黒将志
FW17:有田光希(69分-FW9:三平和司)
東京ヴェルディ1969(4-2-2-2)
GK1:佐藤優也
DF20:田中貴大
DF5:キム・ジョンピル
DF15:井林章
DF24:安在和樹
MF34:安西幸輝
MF7:ジョゼニウド・ブリト・ダ・シウヴァ”ニウド”
MF23:田村直也
MF14:鈴木惇(88分-MF17:安田晃大)
FW9:常盤聡(66分-MF11:前田直輝)
FW21:菅嶋弘希(86分-MF8:中後雅喜)
▼勝つには勝ったが…
なんつーか、内容がないよう(棒)。
まず、ゴールの匂いがまったく漂ってこないのが問題だ。
その一因として、工藤、中山を同時起用することで、攻撃がよりスローになってることが挙げられるだろう。
パスを交換して「落ち着かせて」はいるものの、それが対戦相手にとって「嫌なプレー」かというと疑問。
まだそれなら、ボールロストも多いが、バイタル手前でボールを収める気概がある横谷のほうが、相手にとって嫌だろう。
このゲームでもなんだかんだで、横谷の強引なミドルがなければ点も入らなかっただろうし。
もちろん中山に代えて横谷を使えばすべてが解決するとは思えないが、中盤での無意味なボールキープに拘泥するよりは、ゴールにつながるプレイができる選手・布陣を選んでほしいものだ。
加えて、守備の脆さも相変わらず。
とくにサイドバックが上がったあとのスペースを埋めきれていないので、相手にドリブルで簡単に前に運ばれてしまうのはまずい。
前線からの組織だったプレス、守備でのアタック&カバーの連携…この2点は確実に昨シーズンより「劣化」している。
ワールドカップ開幕も近いのでなんとなく思ったんだが、全体的に「バドゥサッカー」は1994年ぐらいのサッカーという気がする。
ワールドカップアメリカ大会。
ブラジル代表が4-4-2でサイドバックに攻撃的な選手を入れて、高い位置に張らせた戦術を取った大会。
ただ、今振り返ってみると、あのサッカーは個の力に依存した部分も大きかった。
バドゥさんの今やってることは、サイドバックに精力的にオーバーラップさせる以外には、現状戦術的に練られている印象はない。
シーズン中盤を迎えて早くも手詰まり感がハンパねぇ感じだ。
(以上テレビ録画観戦)