【2013J1昇格プレーオフ決勝】京都サンガ 0-2 徳島ヴォルティス

京都サンガ 0-2 徳島ヴォルティス
◇日時:2013年12月8日(日) 15.30キックオフ
◇会場:国立霞ヶ丘陸上競技場(2万3266人/晴 11.0℃ 37%)
◇主審:村上伸次
39分【徳島】千代反田充(←CK)
43分【徳島】津田知宏

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF8:安藤淳(86分-FW13:宮吉拓実)
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
DF4:秋本倫孝
MF10:工藤浩平
MF18:倉貫一毅(64分-FW9:三平和司)
MF7:駒井善成
MF17:横谷繁
MF14:山瀬功治(64分-FW11:原一樹)

■徳島ヴォルティス(4-2-2-2)
GK1:松井謙弥
DF23:藤原広太朗
DF26:橋内優也
DF5:千代反田充
MF3:アレックス・アントニオ・ヂ・メロ・サントス
MF14:濱田武
MF7:柴崎晃誠
MF18:宮崎光平(67分-DF24:那須川将大)
FW20:大崎淳矢
FW11:津田知宏(75分-MF16:斉藤大介)
FW13:高崎寛之(58分-FW9:ダイアンフレス・ドウグラス・シャガス・マトス)

▼盲信の果て
負けるべくして負けた。
それが全て。

シーズン末期からプレーオフ準決勝まで、点が取れる気配がなかった。
特に準決勝は、完全に長崎に主導権を握られていた。
なのに、けが人を戻しただけでやり方を変えず、最後まで
「自分たちのサッカーをやれば勝てる」
という”盲信”を続けて、最後は壮大に自爆した。
自分よがりの、思いあがり。
そんな大木サッカーの終焉を、国立の地で目の当たりにした――そんな感想です。

まぁ強いて言えば、無失点なら勝ち上がれたわけだけど。
今までも何度かあった、秋本がセットプレイで転ぶという痛恨のミス。
相手に先制点を奪われ、守りに重きをおかれ、そして京都に勝つ可能性が薄くなってしまった。

その後は、サイドでパスは回せど、シュートにいかず。
ミドルを打てそうな場面でも、シュートは打たず。
いつもの、いつもの京都サンガ。
横谷ワントップのときは前線に人がおらず。
ところが最後は、三平へのロングボール頼みになる始末。
いつもだったら終了間際に1点だけ返すんだけど、それもなくタイムアップを迎えた。

サイドに人を集めポゼッションをすれど、相手に守備を固められたら、その網を突破的できない。
その課題は、シーズンを通して解決できなかった。

さて、プレーオフは終わり、2014年シーズンがあしたから始まる。
心配なのは、シーズン終盤、秋本や倉貫ほかベテランを重用し、レンタル移籍の横谷に依存したサッカーを展開したこと。
シーズンオフ、どうした補強・移籍があるのか。
加えて、指揮官交代はなされるのか、あるいは、事なかれ的に留任なのか。
年末に向けて楽しみは、そこだけだな。

というわけで、2013年選手・スタッフ、サポーター、関係者、みなさま、お疲れ様でした。
(以上、国立競技場にて生観戦)

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2件のコメント

  1. お疲れ様でした。

    いつも拝見させて頂いています。

    私も久しぶりの生観戦でしたが(去年のレベスタ以来)、今回に関しては、ホント今後の期待が持てない内容すぎて凹んでます。 一つのサイクルが終わったと感じています。

    また一から再構築ですね。斉藤大介が元気そうだったのがちょっとだけうれしかったですね。

  2. 匿名さま

    コメントありがとうございます。
    あの試合が終わったあと、あえてサンガの話題から避けて、またブログも触らないでいたので(苦笑)
    お返事遅くなりました。
    斉大さんは、紆余曲折あって…感慨深いものがあります。

    今季はホント、ゲーム内容がぴりっとしなかったですね。
    大木体制1年目後半がピークで、そこから落ちていった、他チームの対策を上回れなかったという印象です。

    一から再構築ではありますが、もう一度土台作りして正解だった…と未来で言えるようになりたいものです。
    そして、松井がジュビロ、ラモスが岐阜、小野伸二が札幌?とか、来シーズンのJ2は、例年以上に面白そうですし。
    個人的には、だいぶ気持ちは前向きになってます。

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