【J2第35節】京都サンガ 2-0 V・ファーレン長崎

京都サンガ 2-0 V・ファーレン長崎
◇日時:2013年9月29日(日) 15.05キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 27.9℃ 42%/9226人)
◇主審:前田拓哉
13分【京都】ミロシュ・バヤリッツァ(ヘッド←FK:福村)
48分【京都】駒井善成(右足←福村)

■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF8:安藤淳
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF4:秋本倫孝
MF18:倉貫一毅
MF10:工藤浩平
FW7:駒井善成
FW17:横谷繁(81分-MF30:中村祐哉)
FW13:宮吉拓実(80分-FW9:三平和司)

■V・ファーレン長崎(3-4-2-1)
GK21:金山隼樹
DF36:岡本拓也
DF2:山口貴弘
DF4:高杉亮太
MF26:金久保彩(58分-MF35:チョン・フンソン)
MF22:井上裕大
MF16:岩間雄大
MF17:古部健太(79分-DF27:チョ・ミヌ)
MF29:奥埜博亮
MF14:幸野志有人(53分-FW18:佐藤洸一)
FW34:小松塁

▼先制点は僥倖
今季初の西京極遠征。
すっかり日焼け止めクリームを忘れてて、顔真っ赤状態っす。
ま、試合後顔真っ赤にして怒らなくてよかったですけどね…。

というのも、試合開始からずっと長崎ペースだったから。
球際激しく来る長崎のプレスに対して、
「ちゃんとスカウティングしてたのかよ!(三村ふう)」
と言いたくなるほどの、京都ボールホルダーの無対策・腰高っぷりで、まったくボールが繋げない。
そして、長崎はボールを奪うと、選手間がいい角度でポジションを取って、パス&ゴーでシンプルへ前へ。
アタッキングサードでサイドにボールが出たら、シンプルにクロス。
チームとしての約束事、共通認識がしっかり出来ている感じ。

対して京都は…。
パス&ゴーがあまりなく、ボールを持った選手がスペースにパスを出してもそれを「見てるだけ」状態が多い。
長崎は選手が動きながらボールを動かしているのに、京都は止まってる選手がパス出し→パスを受けると止まって次を考える…。
アメフトでいいうところの、パスの出し手がQBのような「ショットガンフォーメーション」のようなカタチだった。
前でためが作れる山瀬の負傷欠場も大きかったか。

約1万人観客席(※招待客が多かったのは内緒)からも
「なにやってんねん」
的な悲鳴があちこちから聞こえる展開でしたが、幸運にもセットプレーから先制点。
これで一気に気持ち的にラクになったなーと。
横谷を中心に相手のプレスをいなす余裕が出てきた。
正直、もし相手が先制してたら完全な負け試合の流れだった。

▼勝てば官軍
で、後半開始後に追加点を奪って、さらにラクに。
でもってこれで、福ちゃん2アシスト。
守備面ではけっこう狙われてたというか、1対1のドリブルやヘディング勝負でかなりやられてただけに、プラマイセロかな。
いや、ヒーローインタビューでりっちゃんのプレスにもやられてたか(笑)、

それはさておき、やや気になったのがアンカーに入った秋本の出来。
本来は最終ラインの前でワイパーのように、相手のボールホルダーを潰してほしいんですが、なかなかそうはいかなかった。
攻撃では、ミスパスに不用意な奪われ方もあって、きょうはちょっと精彩を欠いていたかなと。
倉貫も後半ちょっと運動量落ちてたし、田森、染谷あたり入れて、もっと締めてもよかった気もする。

ま、なんだかんだで終わってみれば2-0。
内容的には、後半長崎にミスが多くなってイーブンぐらいかなと思うけど、勝てばOKOKで。
けっして「快勝」じゃないけど勝ち続けるってのは、大木体制1年目の終盤を思い出させるわけで。
このまま、うまいこと「勝運」を逃さないまま戦っていければいいなと思います!
(以上、現地観戦)

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