徳島ヴォルティス 1-1 京都サンガ
◇日時:2013年8月25日(日) 18.34キックオフ
◇会場:徳島県鳴門市・徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場(5129人/晴 25.1℃ 79%)
◇主審:池内明彦
57分【徳島】津田知宏
90+2分【京都】横谷繁
■徳島ヴォルティス(4-2-2-2)
GK31:長谷川徹
DF23:藤原広太朗
DF33:福元洋平
DF8:青山隼
DF3:アレックス・アントニオ・ヂ・メロ・サントス
MF14:濱田武
MF7:柴崎晃誠
MF18:宮崎光平(63分-MF16:斉藤大介)
MF20:大崎淳矢(82分-FW10:鈴木達也)
FW11:津田知宏(80分-FW13:高崎寛之)
FW19:キム・ジョンミン
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF8:安藤淳
DF3:染谷悠太
DF2:酒井隆介
DF6:ファン・テソン(81分-FW14:山瀬功治)
MF4:秋本倫孝
MF17:横谷繁
MF10:工藤浩平
FW9:三平和司
FW13:宮吉拓実(58分-FW7:駒井善成)
FW27:原川力(70分-FW11:原一樹)
▼パワープレイで勝ち点1
ここ数戦の中では比較的まともな出来でしたが、それにしてもゴールが遠い。
アディショナルタイムの同点弾も、結局パワープレイだしなぁ…。
中盤である程度パスは繋けど、ファイナルサードでの精度の低さは相変わらず。
ミドルシュートは枠に行かないし。
ボックス付近のワンツーパスはことごとく息が合わない。
スルーパスを出せど、受け手が「感じてない」。
クロスの精度は低いし、合わせる人数がたいてい1人。
交代で入った駒井のドリブルも、ほとんど不発。
それもこれも、相手が完全に守備の陣形を整えてしまっているからで、そこを崩すだけのチカラは今の京都にはない。
一方、守備でいちばん致命的だったのは、キム・ジョンミンのクサビを許してしまっていたこと。
そこから何度かシンプルに縦に早い攻撃を許していた。
バヤリッツァ不在(2試合出場停止中)で、パワー不足だったのかな。
でもって失点は、ありえないようなカタチ。
パスを出す濱田に誰もプレッシャーをかけてないし、ダイアゴナルに入り込んできたキム・ジョンミンにディフェンスが付ききれなかった。
うーん、こう書き並べてみると、同点にできたのがラッキーとすら思えてくる。
▼めずらしく、ターンオーバー
きょうは福ちゃんに代えてテソン、駒井に代えて三平、山瀬に代えて原川が先発した。
テソンは攻撃面ではスピードがあって、また1対1で仕掛ける動きもあって、よかったと思う。
守備面では失点のシーンに絡んだけど、福ちゃんみたいに無理に前につぶしにいって裏取られるみたいな場面は少なかった。
三平、原川はまずまず。
特に原川は、攻撃時にトップ下的なポジションを取ってボールの収まりどころになっていた。
ただ、守備への貢献度があまりに低すぎるし、あっけないミスがいくつかあったのも事実。
横谷もそんなに激しくプレスにいかないため、工藤の縦横無尽っぷりが目立っていた。
で、その工藤が次節出場停止という…。
加えて、安藤も出停。
原川&横谷だと中盤の守備が怖すぎるから前の人数を削ってボランチを増やすか、あるいはリスク覚悟でそのままいくか。
でもって、不動の右サイドバック安藤の代わりは誰を使うのか。
あるいはフォーメーションを変えるのか。
とにもかくにも、出場停止による新しい選手起用、新しい布陣が、いい結果に繋がることを期待。
補強も指揮官交代もないし、PO圏内キープのためには、「新しい選手の台頭」ぐらいしか今後に向けてのプラス材料がないからね。
俺はな、原川力が大好きなんだよ。あの中田英寿とくりぃむしちゅうの上田を足して2で割ったような顔が大好きなんだよ。