愛媛FC 2-0 京都サンガ
◇日時:2013年8月11日(日) 19.04キックオフ
◇会場:愛媛県総合運動公園陸上競技場 “ニンスタ”(4048人/晴 30.7℃ 74%)
◇主審:前田拓哉
20分【愛媛】重松健太郎(pen.)
50分【愛媛】村上巧
■愛媛FC(3-4-2-1)
GK37:秋元陽太
DF3:代健司
DF22:園田拓也
DF2:浦田延尚
MF6:三原向平
MF7:村上巧
MF4:渡邊一仁
MF17:黒木恭平
MF18:加藤大(56分-MF20:河原和寿)
MF16:赤井秀一(67分-MF23:松本翔)
FW9:重松健太郎(86分-FW19:渡辺亮太)
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK21:オ・スンフン
DF8:安藤淳(56分-MF30:中村祐哉)
DF2:酒井隆介
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ(77分-MF18:倉貫一毅)
DF16:福村貴幸
MF4:秋本倫孝
MF17:横谷繁
MF10:工藤浩平
FW7:駒井善成
FW11:原一樹(62分-FW9:三平和司)
FW14:山瀬功治
大木武コーチ(京都)
「サッカーはやっぱり楽しまないとなかなかいいプレーができないと思っています。
きょうのゲームも、初めから自分たちの思うような形でできなかった」
▼苦戦続く
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト – イ、 ∧l☆│∧ 良い子の諸君!
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l サッカーを楽しめ、とよく言われるが
|ヽ ~~⌒γ⌒) r’⌒ `!´ `⌒) チーム全員がバラバラで楽しんでプレイしたら
│ ヽー―’^ー-‘ ( ⌒γ⌒~~ /| 勝てるわけがないぞ!
│ 〉 |│ |`ー^ー― r’ | 突然メンタルなことを言い出すのは
│ /───| | |/ | l ト、 | 戦術的に行き詰まってる証拠だな!
| irー-、 ー ,} | / i
| / `X´ ヽ / 入 |
ということで、ここ最近の問題点。
(1)攻撃の「前後分断」問題
最近とみに攻撃が、前線と中盤+サイドバックで分断してしまっている。
というのも、3人目の動きが少ない=パスの受け手と出し手の関係で完結してしまっているから。
前線の選手が下る→中盤以下の選手がゴール前に「湧きだす」みたいなシーンが、ほぼ皆無だ。
横谷以下の選手が中盤でパス交換しながら、裏へのキラーパスを狙いすぎているようだ。
なので、相手にブロックを作って守られると、個人技での突破以外に打開できない状況。
前線に人が詰まって、守備陣も引いて、スペースがないから味方選手を追い越す動きもできない。
ならば、ワンタッチのパス交換などで突破を図りたいのだろうが、その精度が低い!
(2)「前からの守備」の機能不全問題
一昨年の快進撃のときは、前からプレスがうまくハマっていた。
いまは、下位チーム相手でもなかなか前からボールが奪えていない。
もちろん、相手チームが対策をしてきていることもあるだろう。
ただ、「快進撃時」と比べると、ボールホルダーへの追い込み方が単発なのが気になる。
また、守備でのプレッシングの強度・運動量も、相手チームに負けていることが多い。
「前から守り方」を再整理しつつ、運動量をもう少し相手に負けないぐらい上げていく必要がある(コンディション調整面)。
まぁ、この1と2は表裏一体でもあって、
「前から守備がうまくいかない」
→「ボールを奪うのも、自陣低めから」
→「ボールを奪った状態から、前線の選手との距離が開きすぎていて、なかなかシュートに行けない」
っていうね。
あとは、単純に「個の力」が今、サンガより上にいるチームより薄いというのは認めざるをえないのかもしれない。
特に、「パワー系、ポスト型のフォワード」「ロングレンジのパスが出せるアンカー」がいれば、もうちょっとマシに戦えるだろうし。
そういう意味で、この夏の補強を怠ったのが、あとあと響いてきそうな予感もあるかな…。