モンテディオ山形 1-2 京都サンガ
◇日時:2013年5月26日(日) 13.04キックオフ
◇会場:山形県天童市・山形県総合運動公園陸上競技場(晴 25.9℃ 36%/6811人)
◇主審:野田祐樹
44分【山形】中島裕希
87分【京都】久保裕也
90+4分【京都】工藤浩平(←駒井)
■モンテディオ山形(4-2-2-2)
GK21:常澤聡
DF6:山田拓巳
DF4:西河翔吾
DF23:イ・ジュヨン(73分-FW18:萬代宏樹)
DF7:中村太亮
MF24:ロメロ・ベロカル・フランク・ラーク
MF5:”きょうも吉原” 堀之内聖
MF30:山崎雅人(68分-DF3:石井秀典)
MF10:伊東俊(77分-MF22:キム・ボムヨン)
FW9:中島裕希
FW8:林陵平
■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK21:オ・スンフン
DF8:安藤淳
DF3:染谷悠太
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF22:カン・ソンホ
MF4:秋本倫孝(84分-MF27:原川力)
MF14:山瀬功治
MF10:工藤浩平
FW17:横谷繁(75分-FW31:久保裕也)
FW9:三平和司(64分-MF7:駒井善成)
久保裕也選手(京都)
「ゴールの場面は、その前に1本シュートミスしていたので、枠には飛ばそうと打った。
迷いなく蹴れた、イメージどおりです」
工藤浩平選手(京都)
「ことしまだ点が取れてなかった中で、決勝ゴールが決められてうれしい。
きょうも、そこまでスペクタクルなゲームではなかった。
ただ泥臭くやっていた結果が、最後あそこにボールがこぼれてきたことに繋がったんじゃないかと思います。
3連勝?
僕らはまだ下の順位なので、勝ちつづけて上にプレッシャーをかけていきたい」
▼謎めきときめき3連勝
前半の京都は、センターハーフ付近からバイタルエリアをバンバン大開放。
林に制空権を握られ、中島にフィジカルで圧倒され、前線でかんたんにクサビを作られる。
そしてそこから早い攻めを許しているうちに、中島の個人技で先制点を許してしまった。
にしても、なんであんなに前線と最終ラインの間が空く「ドーナッツ化現象」が起きたのか?
きょうは秋本、カン・ソンホ――守備的な選手を2枚を守備的な中盤に使っていたのにもかかわらず、だ。
カン・ソンホは今季初登場ということもあって単純なコミュニケーション不足か、あるいは2人のバランスが悪かったという意味で用兵のミスか。
さらに、前半開始から「ドーナッツ化現象」が続きながら、それへの対応が特に見られないまま時間が過ぎていったのも気になる。
確かに、大木さんは試合途中での戦術変更に長けたタイプじゃないとはいえね…。
そんな中で、久保のスーパーゴールと、相手のミス+駒井の頑張りで逆転。
工藤ちゃんも言ってましたが、内容がまったくよくない中で3連勝というのは、まぁラッキー以外の何ものでもない。
しっかし、試合終了直前での同点→逆転ってのは、おととしのアウェイ横浜FC戦以来か。
現地で見てたんですけど、あのときも工藤の決勝ゴールだったな。
そのときは中村太亮が起点になったんですが、きょうは相手チームっていうのも、不思議な因縁です。